広島駅を最強にする「直結高速」いよいよ開通へ まず山陽道、そして南へ2段階 合わせて料金を改定

好業績迎える日本の尖った業界

広島高速5号線がいよいよ開通します。

27年越しの開通になる高速5号線

 広島高速道路公社が整備していた広島高速5号線の開通メドが立ちました。4kmある本線については2027年度上期の開通、5号線と2号線を結ぶ連結路(温品JCT)については2028年度の完成を予定しています。

 また、これに合わせて公社は料金の改定を予定。改定案についてパブリックコメント(意見募集)を2026年10月2日まで実施しています。

 広島高速5号線は、広島駅北口(新幹線口)と広島高速1号線・2号線を直結する新線です。広島駅北口出入口(仮称)は南口の市街地にも直結している駅西高架橋をわたってすぐ。そこからトンネルで住宅街を貫き、芸備線や新幹線車両基地をまたぐ高架区間で構成される4kmの自動車専用道が暫定2車線で整備されています。

 2000年度に事業着手し、幾度かの延期を経て、現在の事業期間は2028年度までとなっています。

 2027年度上期に本線が先行開通すると、1号線と直結して広島駅と山陽道との行き来が可能になります。さらに、2028年度に2号線との連結路が完成すると、広島市街地を経て呉や東広島方面などの高規格道路にも通じます。ルートの選択肢が増えることによる交通の分散、それに伴う一般道の広域的な渋滞緩和なども期待されています。

 また、高速5号線の供用を契機として、「利用度合いに応じた公平な料金体系」への見直し案を発表しました。

 従来の料金体系は道路の構造によって3つに分かれていたところ、距離単価を是正し、全区間で1つの統一した距離単価へと見直します。具体的な料金案としては、初乗り料金にあたるターミナルチャージを250円、距離単価を1kmあたり29.52円とする方針を明らかにしました。

 これにより料金の上限を撤廃するため、短距離と長距離の利用者にとっては料金が上昇しますが、約45%の利用者にとっては料金が低下、約35%の利用者には変更無しとなる見込みだそうです。

 また、ETC時間帯割引を終了する一方で多頻度利用者向けのマイレージ割引を拡充し、短距離で大幅な料金上昇となる一部区間には、1年間の激変緩和措置を実施するとしています。

【▶】これは楽しみ!「広島駅直結高速」走行イメージ動画を見る