久保建英、今季初の出番なし…ソシエダは敵地でエルチェとの激闘を制す、23歳ケニア代表が躍動

好業績迎える日本の尖った業界

 ラ・リーガ第4節が現地時間7日に行われ、レアル・ソシエダは敵地でエルチェと対戦した。

 開幕2連敗と不穏なスタートを強いられたレアル・ソシエダは、ラ・リーガ第3節でエスパニョールを破り、今季初白星を手にしたものの、今月3日に行われた第6節前倒し分のセルタ戦はスコアレスドローで終えた。ここまで2勝1分け1敗の成績を残す中、今節は未勝利が続くエルチェと敵地で対戦。レアル・ソシエダに所属する久保建英は、今季2度目のベンチスタートとなった。

 試合は序盤の11分、3試合ぶりにスタメンに名を連ねたレアル・ソシエダのケニア代表アタッカーが鮮烈なインパクトを残す。コーナーキックのセカンドボールを拾ったカルロス・ソレールがボックス内にパスを供給すると、抜け出したジョブ・オチエンはダイレクトでボレーシュートを放つ。強烈な一撃でニアサイドを撃ち抜き、レアル・ソシエダが先手を取った。

 続く32分には、エルチェ守備陣のミスを見逃さなかったオチエンが前線でボールを奪うと、マイナスへの折り返しに走り込んだヤンヘル・エレーラが右足ダイレクトでシュートを沈める。前半はアウェイチームのレアル・ソシエダが2点をリードして折り返した。

 後半に入ると61分、レアル・ソシエダが自陣でエルチェの攻撃を食い止めたところからカウンターを繰り出し、最後はスルーパスに抜け出したルカ・スチッチが冷静にGKとの1対1を制す。これでレアル・ソシエダがトドメの3点目を奪ったかと思われたが、OFR(オンフィールドレビュー)を経て、このプレーの直前でジョン・マルティンにハンドがあったと判定。ハンドをしたジョン・マルティンにはレッドカードが提示され、レアル・ソシエダはゴールを取り消されたどころか、10人での戦いを強いられることとなった。

 数的優位に立ったホームチームは直後に反撃を開始。67分、ペナルティエリア手前でパスを呼び込み、ターンで前を向いたトマ・レマルが、右足でミドルシュートを叩き込む。1点を返すと、続く74分には、左サイドからのクロスボールをテテ・モレンテがダイレクトで折り返し、最後はフェル・ニーニョが胸で押し込み、遂にエルチェが試合を振り出しに戻した。

 それでも、試合はこのままでは終わらなかった。終盤に入った90分、レアル・ソシエダはオチエンのポストプレーで敵陣に入ったルカ・スチッチが、ドリブルでの仕掛けから左足で鋭い一撃を沈める。土壇場でレアル・ソシエダが勝ち越しに成功し、試合はこのままタイムアップを迎えた。

 この結果、レアル・ソシエダは2試合ぶり今季2勝目を手にした。なお、久保は今季初めてベンチに座ったまま90分間を終えた。一方のエルチェは、3連敗と苦しい状況が続く。

 次節、レアル・ソシエダは13日にホームでアトレティコ・マドリードと、エルチェは12日に敵地でアスレティック・ビルバオと、それぞれ対戦する。

【スコア】
エルチェ 2-3 レアル・ソシエダ

【得点者】
0-1 11分 ジョブ・オチエン(レアル・ソシエダ)
0-2 32分 ヤンヘル・エレーラ(レアル・ソシエダ)
1-2 67分 トマ・レマル(エルチェ)
2-2 74分 フェル・ニーニョ(エルチェ)
2-3 90分 ルカ・スチッチ(レアル・ソシエダ)

【ハイライト動画】ソシエダ、退場者を出す苦しい展開も今季2勝目!