プレミアリーグ第3節が6日に行われ、アーセナルとチェルシーが対戦した。
今シーズン最初のビッグロンドン・ダービーは互いに3連勝がかかる序盤戦の大一番となった。連覇を目指す“王者”アーセナルはFAコミュニティ・シールドから数えて公式戦3試合連続クリーンシートと自慢の堅守が際立ち、ブカヨ・サカが2戦連発と好調を維持。一方、シャビ・アロンソ監督のもとで新たなスタートを切ったチェルシーは、10番を背負うコール・パーマーが輝きを放っており、ここまで公式戦3試合で9得点と破壊力を誇る。同じ街のライバルを下し、さらに勢いに乗るのはどちらのチームになるだろうか。
序盤から激しい攻防が続く。開始早々の2分、チェルシーはリース・ジェームズの遠い位置からのFKを頭で繋ぎ、ボールはボックス手前中央のモーガン・ロジャーズへ。右足のダイレクトボレーをゴール左下に叩き込み、敵地で先制に成功する。今シーズン初失点を喫したアーセナルは、12分にセットプレーからリッカルド・カラフィオーリがネットを揺らしたが、直前にオフサイドがあったとして同点弾は認められなかった。
攻勢を強めるアーセナルは25分、相手を押し込んだ状態でボールを保持し、最前列のカイ・ハヴァーツが右に開いてボールを引き出す。カットインから左足を振ると、低い弾道のシュートがニアサイドに突き刺さり、試合を振り出しに戻す。主導権を握るアーセナル、速攻を狙うチェルシーという構図の中、45+3分にはロングカウンターからペドロ・ネトのシュートが左ポストを直撃。攻守の入れ替わりが激しい白熱した展開が続き、前半はスコアレスで終了した。
後半も開始直後にスコアが動く。アーセナルがショートカウンターの流れから左に大きく展開すると、フリストス・ツォリスがカットインからゴール前へラストパスを送り、これをハヴァーツがスルー。最後は走り込んできたマルティン・ウーデゴーアがネットを揺らし、逆転に成功した。リードを奪った後も優位に試合を進め、69分にはハヴァーツのフリックを受けたサカのシュートが枠を捉えたが、ここはGKエミリアーノ・マルティネスの好セーブに阻まれる。
終盤にかけてはチェルシーが個の打開力を起点に敵陣に攻め込んでいくが、アーセナルの堅守は簡単には崩れず。89分にはエステヴァンの強烈なミドルシュートが枠の左上隅に飛んだが、GKダビド・ラヤがスーパーセーブ。試合は2-1で終了し、アーセナルが開幕3連勝を飾った。
次節は12日に行われ、アーセナルはアウェイでサンダーランド、チェルシーはホームで守田英正が所属するハル・シティと対戦する。
【スコア】
アーセナル 2-1 チェルシー
【得点者】
0-1 2分 モーガン・ロジャーズ(チェルシー)
1-1 25分 カイ・ハヴァーツ(アーセナル)
2-1 50分 マルティン・ウーデゴーア(アーセナル)