5年ぶり復活の新型「パジェロ」ついに世界初公開! サイズは“先代並み”で3列7人乗り 製造は岐阜から海外へ

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三菱自動車が本格クロスカントリーSUVの新型「パジェロ」を世界初公開しました。

三菱「パジェロ」ついに復活!

 三菱自動車は2026年9月2日(水)、本格クロスカントリーSUVの新型「パジェロ」を世界初公開しました。先代の4代目が2021年に国内で販売を終了して以来、約5年ぶりの復活となります。

 三菱パジェロは1982(昭和57)年に初代モデルがデビュー。米国の「ジープ」のライセンス生産で培った4WD技術のノウハウを活かすとともに、それまでのオフロード車になかった乗用車的な快適性をプラスした、新機軸の4WD車でした。1985(昭和60)年には、日本車として初めて「ダカールラリー」を制覇。1990年代にかけて大人気を博し、三菱ブランドを代表するモデルへと成長しました。

 約5年のブランクを経て復活した新型パジェロについて、三菱は悪路走破性や信頼性と、快適性と扱いやすさを両立させるというこれまでの開発思想に加え、新たに「上質さ」を与えたモデルだと説明しています。

 シャシー骨格は専用開発のラダーフレーム構造で、ボディ寸法は全長4920mm、全幅1925mm、全高1910mm、ホイールベース2870mm。特に全長は先代型ロングボディ車(4900mm)並みのサイズをキープしていますが、スペアタイヤをボディ後部ではなくフロア下へ搭載したことで、室内寸法は大きくアップしました。なお、3列シートを備える7人乗り車となっています。

 また、外観は歴代モデルと同様の水平基調をベースとしつつ、剣道の「面」を思わせるフロントフェイスを採用するなど、新しいイメージも打ち出しています。ヘッドランプは悪路走行時などの破損リスクを考え、T字型のモチーフの内側にメインの灯体を配置。またCピラーには、初代のロールバー部分から着想を得た装飾が施されています。

 歴代モデルのイメージを継承・進化させたのは、インテリアも同様です。インストルメントパネルは、初代の段が付いた水平基調の形状をオマージュ。またメーターとインフォテイメントシステムの操作モニターには、14.3インチの大型モノリスディスプレイを2枚採用するとともに、中央部には2代目パジェロまで採用されていた3連メーターを、現代的にアップデートさせたマルチメーターを備えます。

 パワートレインは、排気量2.4Lの4N16型ターボ付きクリーンディーゼルエンジンと、新開発の8速ATの組み合わせです。最高出力は150kW(約204ps)、最大トルクは480N・m(一部仕様は470N・m)。4WD機構には、三菱独自の車両運動統合制御システム「S-AWC」も採用しています。

 なお、これまで歴代パジェロは岐阜県坂祝町にあった「パジェロ製造」の工場(2021年に閉鎖)で全車両が製造されていましたが、新型はタイの工場で生産されるとのこと。2026年度はタイや日本、オーストラリアに導入し、以降はアセアンや中南米、中東など世界約100か国へ展開していくとしています。