2026/27明治安田J1リーグ第3節が22日に行われ、鹿島アントラーズとアビスパ福岡が対戦した。
王者の底力で開幕連勝スタートを切った鹿島だが、序盤は自陣深い位置で福岡の圧力に苦しみ何度かピンチを招いてしまう。それでも、鹿島は31分にセットプレーで先制する。ペナルティエリア手前でフリーキックを獲得すると、キッカーの小川諒也はゴールに向かうボールを蹴り込む。これは相手GK永石拓海に防がれたが、永石の弾いたボールが福岡DF奈良竜樹に当たってゴールに吸い込まれた。
しかし、43分に福岡が試合を振り出しに戻した。ペナルティエリア手前から前田快が右足一閃。鋭いシュートは相手GK早川友基に阻まれたが、こぼれ球を師岡柊生が押し込んだ。今夏に鹿島から福岡に移籍した師岡にとっては、今季初ゴールが古巣から挙げたものになった。
同点で折り返すと、次にスコアボードを動かしたのは鹿島だった。60分、矢印が前向きになったところで右から左に素早くボールを動かし、松村優太が左からグラウンダークロスを送る。ゴール前に詰めていたレオ・セアラが合わせて、3試合連続となる今季4点目を記録した。
さらに64分、鹿島がリードを広げる。広瀬陸斗が右サイドのポケットめがけて浮き球を送り、反応した鈴木優磨は近くのチャヴリッチに預ける。チャヴリッチは飛び出してきた相手GKとの一対一を冷静に制し、今季3点目を記録した。
窮地に追い込まれた福岡は、76分に1点を返す。元鹿島の名古新太郎が左コーナーキックを送ると、レオ・セアラのオウンゴールを誘った。
試合はこのまま終了し、鹿島は2014シーズン以来12季ぶりの開幕3連勝、福岡は2敗目となった。
両チームはミッドウィークに天皇杯2回戦を戦った後、29日に第4節を控えている。鹿島は敵地で東京ヴェルディ、福岡は敵地で京都サンガF.C.と対戦する。
【スコア】
鹿島アントラーズ 3-2 アビスパ福岡
【得点者】
1-0 31分 オウンゴール(鹿島)
1-1 43分 師岡柊生(福岡)
2-1 60分 レオ・セアラ(鹿島)
3-1 64分 チャヴリッチ(鹿島)
3-2 76分 オウンゴール(福岡)
【ゴール動画】福岡の師岡、古巣鹿島から同点弾