長崎一筋の米田隼也、8年ぶりJ1先発出場「個人的にはいいパフォーマンス」 遠藤渓太を封じるも足の張りで交代「後半もやりたかった」

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 V・ファーレン長崎一筋を貫くMF米田隼也が、今季初スタメンでピッチを駆けた。J1でのスタメン出場は、自身がプロデビューを飾った2018年以来8年ぶりとなった。

 両チームともに『3-4-2-1』を基本布陣とし、マッチアップが明確な構図。米田は前節移籍後初ゴールを決めた柏レイソルのMF遠藤渓太と激しいマッチアップを繰り広げた。「遠藤選手に仕事をさせないこと。1対1の場面で負けないことを意識して、ほぼ完封できていたので、個人的にはいいパフォーマンスだった」と振り返った。

 しかし、前半は柏の巧みなパスワークに翻弄され、長崎のボール保持率は約30%。決定機を作ることもできず、1点ビハインドで折り返した。前半の飲水タイム以降は「思い切ったポジティブな守備」で徐々に押し返し、米田も好プレーを見せていたが、「足の張り」のため大事を取って前半限りで交代に。「楽しみにしていたので、後半もやりたかったですね」と不完全燃焼に終わった。

 後半から2枚替えを行った長崎は、立ち上がりの51分に松本天夢が決めて追いつくと、56分にはCKの流れから岩崎悠人が逆転ゴールを叩き込む。しかし、ホームの柏に再び火がつくと、怒涛の猛攻を受け、後半3失点。一時は逆転に成功したものの、2-4で敗れて連敗となった。後半の戦況をベンチから見守った米田は「柏は積み上げてきたサッカーを本当に楽しくやっていた」と印象を語る。リカルド・ロドリゲス監督のもと、昨季は最後の最後まで優勝争いを演じた柏の完成度を称えた。「西の方には柏のようなチームはなかった。今日はチームとして苦しかったですね。ずっと押し込まれてカウンターもなかなか発動できず、柏と力の差というか完成度の差は感じました」。

 長崎は10番を背負うマテウス・ジェズスら複数の主力選手が不在の状況で、柏戦ではGK2名がベンチ入りするなど、早くも総力戦の様相を呈している。「ここから天皇杯があったり、連戦で結構厳しくなると思うので、変えられるところを変えていかないとまた連敗してしまう。チーム全員で改善していきたいです」と前を向いた。

 長崎は開幕戦で白星を飾ったものの、これで2連敗となった。「個としては負けていないと思うので、あとはチームとしてどう積み上げて、スタイルを出していくかが課題だと思います。今日は悔しかったですね」。柏との完成度の差を肌で感じた米田、その差を埋めるための一歩をチームとともに踏み出していく。

取材・文=三島大輔(サッカーキング編集部)

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