レモンを塩で漬け込む「塩レモン」。モロッコをはじめとする北アフリカで古くから親しまれている伝統料理のひとつです。

今回は、塩レモンの基本的な作り方から活用レシピまで8選をご紹介。肉や魚を漬け込んだり、ドレッシング代わりにサラダや前菜に活用したりと、いつもの食卓を爽やかに彩る使い方は無限大です!
【大量消費に】大活躍の万能調味料! 基本の塩レモン
塩レモンは、たくさん手に入ったレモンを長期保存したいときにもおすすめです。レモンの重量の10%程度の塩を入れると、旨みと保存性が両立できますよ。レモンが空気に触れるとカビが生えてしまうおそれがあるため、清潔な保存瓶にぎゅうぎゅうと隙間なく詰めるのがコツ。1ヶ月程度で食べごろを迎えます。レモンの風味や栄養がまるごと摂取できるので、ぜひ試してみてくださいね。
【材料】(850ml容器 1個分)
レモン 5個
粗塩 約 50g
【下準備】
1、保存容器を熱湯消毒する。
2、レモンはよく洗い、水気を拭き取る。8等分のくし切りにする。
レモンは防カビ剤、ワックス不使用のものをおすすめします。斜めに包丁を入れると果肉に塩がまんべんなくなじみます。

【作り方】
1、保存容器に粗塩とレモンを交互に入れる。果汁が出るほどぎゅうぎゅう詰めに押し込み、できるだけレモンが空気に触れないようにする。

2、数時間すると水分が出てくるので、保存容器を軽く振って、塩をまんべんなくいきわたらせる。

3、冷暗所で3週間以上置く。2~3日おきに保存容器を軽く振る。
夏場は冷蔵庫で保存してください。

■【鶏肉×塩レモン】お肉がジューシーになる絶品おかず3選
チキンソテー

味つけはバターと塩レモンだけのシンプルなソテーです。鶏もも肉のジューシーな旨みと、塩レモンならではのキリッとした酸味が絶妙にマッチします。レモンは輪切りでもみじん切りでもOK。加熱しすぎると苦みが出てしまうため、仕上げにさっと絡めて香りを立たせましょう。
塩レモン漬けチキン

塩レモンでしっかりと漬け込んだチキンは、爽やかな風味がお弁当のおかずにぴったり。発酵によって生まれたエキスが鶏肉の奥までしみ込むため、中までしっとり柔らかく仕上がります。ほど良い塩気があるので、追加の調味料は不要。焼くだけで完成するので、忙しい朝の強い味方になってくれます。
鶏肉とズッキーニの塩レモン炒め

鶏肉の旨みと塩レモンの香りが食欲をそそる一品です。レシピでは塩とレモン汁を使っていますが、塩レモンを使うとより深みが増しますよ。具材に火が通ったらサッと混ぜ合わせて味を調えましょう。鮮やかなズッキーニを組み合わせれば、食卓がパッと華やぐおしゃれなおかずの完成です。
■本場の味を再現! モロッコ風塩レモンレシピ3選
モロッコ風チキンのタジン

塩レモン発祥の地と言われるモロッコの、本格的な味わいを楽しめる一品です。クミンやコリアンダーなどのスパイスとレモンの酸味が合わさり、奥行きのある味わいに。タジン鍋がないときは、土鍋やフライパンでも代用可能です。
モロッコ風魚のソテー

淡白な白身魚を塩レモンやチリペッパーを合わせたマリネ液に浸すことで、ワンランク上のごちそう感のある仕上がりに。皮ごと刻んで炒めるのがおいしさの秘訣で、ほのかな苦みとレモン特有の豊かな香りが全体に広がります。スパイシーな味わいは、キンキンに冷えたビールとの相性も抜群ですよ。
モロッコ風ナスのディップ

ナスの蒸し煮にも塩レモンをフル活用。具材を細かく刻むことでパンやクラッカーにのせやすく、おもてなしのフィンガーフードにも最適です。トマトの赤色も加わるため彩り良く、さっぱりとした口当たりが魅力。できたてはもちろん、少し時間を置くことで味がしっかりなじんでさらにおいしくなります。
■パッと作れて絶品! 塩レモンのおすすめ簡単レシピ1選
塩レモンの美肌カルパッチョ

いつものカルパッチョに刻んだ塩レモンをトッピングするだけで、見た目の美しさと豊かな風味が格段にアップします。塩レモン特有の発酵によるまろやかな酸味が、生のレモン汁よりも角を立てずやさしい口当たりに。爽やかな香りが白身魚の旨みを引き立て、食卓を華やかに演出してくれます。
■塩レモンでいつもの料理をランクアップさせよう!
塩レモンは、手軽に仕込めて毎日の料理をグッとおいしく変えてくれる優秀な万能調味料です。鶏肉や魚のソテーといった定番おかずはもちろん、お弁当作り、エスニック風のアレンジ、前菜のカルパッチョまで幅広いメニューに大活躍します。
爽やかなレモンの風味が広がり、いつもの食卓がパッと明るくなること間違いなしです。今回ご紹介した基本の作り方や多彩な活用アイデアを参考に、ぜひおうちで塩レモン作りとアレンジ料理を満喫してみてくださいね!