ミサイルを“タングステンの雨”で撃墜する動画が公開! ウクライナを守る「ドイツ製の未来の機関砲」凄まじい射撃シーン

紫外線対策「目の防護」も重要に

ウクライナ空軍が、ドイツ製の最新防空システム「スカイネックス」の実戦映像を公開しました。ロシア軍のドローンや巡航ミサイルを次々と撃墜する背景には、目標の直前で起爆して破片を浴びせる特殊な「AHEAD弾」の存在がありました。

ドイツより合計16門を調達

 2026年8月12日、ウクライナ空軍西部航空コマンドは「スカイネックス」35mm近距離対空砲システムの実戦映像を公開し、プログラム信管を備えたAHEAD弾の性能をアピールしました。

「スカイネックス」はドイツ・ラインメタル製の防空システムであり、ウクライナは2022年に2セット、2024年に追加2セット、合計4セット(1セットあたり機関砲4門)を取得し、西部航空コマンド隷下に配備しています。

 システムは、35mm口径のエリコンMk3リヴォルバー・カノン、最大探知距離50kmのX-TAR3Dレーダーおよび指揮統制装置で構成されます。機関砲はトラックに搭載して輸送・展開が可能ですが、ウクライナでは主に重要インフラ防空のため、固定的に運用されていると思われます。

 AHEAD弾は、目標までの距離と自身の速度に基づき、目標直前で起爆するように発射直前にプログラミングされる特殊な砲弾です。これにより、目標にタングステンのフラグメント(破片)を浴びせ、短い連射で確実に目標を破壊します。

 この動画は、7月に公開されたロシア軍巡航ミサイル(Kh-101と思われる)を撃墜する動画のダイジェスト版であり、改めてスカイネックスの活躍を伝えるものです。動画では30機以上のシャヘド型ドローン、2機の巡航ミサイルの「撃墜マーク」が確認できます。

【動画で見る】瞬く間に粉砕! 50mm弾による圧倒的な破壊力です