レスター・シティを保有するキング・パワー社は、同クラブ売却の準備を進めているようだ。13日、イギリスメディア『BBC』が報じている。
元日本代表FW岡崎慎司氏も所属していた2015-16シーズンに奇跡のプレミアリーグ制覇を果たし、“ミラクル・レスター”として世界中を驚かせたレスター。しかし、近年は財政難に陥っており、クラブの成績も低迷。2025-26シーズンは、財務規定違反で勝ち点「6」をはく奪されたことも影響し、チャンピオンシップ(イングランド2部)で23位に終わり、まさかの2シーズン続けて降格を味わうことになってしまった。
報道によると、キング・パワー社は男子チームに加え、女子チーム、3万2000席収容のキング・パワー・スタジアム、トレーニング施設、さらに姉妹クラブであるベルギーのOHルーヴェンも売却対象としており、同社はその価値を2億ポンド(約430億円)以上として評価。投資家向けの販売パンフレットには、「上位リーグへの昇格において優れた実績を持つクラブを買収できる、またとない機会」と記載されているようだが、具体的な売却額については明かされていないという。
タイのスリヴァッダナプラバ家が経営するキング・パワー社は、2010年にレスターを3500万ポンド(約75億円)で買収。実業家のヴィチャイ・スリヴァッダナプラバ氏が会長を務めていたものの、2018年に事故で亡くなって以降は、息子のアイヤワット・スリヴァッダナプラバ氏が引き継いでいる。