県初のオリジナルブドウを開発 愛知県

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 愛知県農業総合試験場は、県として初となるオリジナルのブドウ2品種を開発した。いずれも赤系で、深みのある色合いの「アメジストアイ」は糖度19度、華やかな「ルビーアイ」は18度を超える。皮ごと食べられるのが特長で、お盆前に収穫できるため、他の高級ブドウと差別化できるという。落葉果樹研究室の鬼頭郁代室長は「開発から12年かかり、感慨深い。愛知県のブドウになってほしい」と話した。
 両品種とも夏季の高温による着色不良や日焼けが生じにくく、種なし栽培も可能。収穫時期は、巨峰やシャインマスカットの8月中旬以降に対し、「アメジストアイ」は7月下旬、「ルビーアイ」は8月上旬から。お盆の贈り物としても適しており、担当者は「県の主力品種として期待できる」と話した。
 県は、2014年から新品種の育成を始め、26年4月に品種登録を出願した。27年12月ごろから県内のブドウ生産者に苗木を供給し、31年ごろの出荷を目指す。【もぎたて便】

〔写真説明〕愛知県が開発した「ルビーアイ」(手前)と「アメジストアイ」=5日、同県庁