千葉県の特別警報解除=4人死亡、1人不明、1人心肺停止―関東甲信、大雨の恐れ続く

増える酷暑日 紫外線量も増加?

 千葉県の記録的な大雨は14日未明に小康状態となり、県内22市町の大雨特別警報と6市の土砂災害特別警報は、午前5時15分に警戒レベル4の危険警報などに切り替えられた。気象庁は引き続き土砂災害や河川の増水、低地の浸水、冠水に厳重に警戒するよう呼び掛けた。関東甲信は15日明け方まで大気の不安定な状態が続き、大雨の恐れがある。
 県災害対策本部によると、市川市で1人、佐倉市で2人、八千代市で1人の計4人の死亡が確認された。千葉市で1人が行方不明、柏市で1人が心肺停止となっている。このほか、千葉市を中心に約2万5920軒で停電している。
 千葉県では13日夕方から線状降水帯が断続的に発生し、記録的短時間大雨の速報が25回も発表された。千葉市中央区では13日午後6時45分すぎまでの1時間に115.0ミリの猛烈な雨が降り、14日午前1時40分までの12時間雨量が348.0ミリに上った。いずれもこの地点の統計史上最多記録を更新した。
 千島近海に中心がある高気圧の縁を回るように暖かく湿った空気が南東から流れ込み、北からの風とぶつかったほか、上空の寒気の影響により、積乱雲がほぼ同じ場所で発生し続けたのが要因。
 15日午前6時までの24時間予想雨量は多い所で、関東南部150ミリ、関東北部120ミリ、甲信80ミリ。