「故郷を踏みにじられた」「理解できない」。ロシアのプーチン大統領による北方領土の択捉島訪問を受け、元島民らからは13日、激しい抗議の声が上がった。
同島出身で千島歯舞諸島居住者連盟(札幌市)松本侑三理事長(85)は「自分の生まれた故郷を土足で踏みにじられたような気持ち」と憤りを隠さない。松本さんは同島で生まれ、4歳まで暮らした。当時の記憶は薄れているが、両親から島の話を聞くことがあったと振り返り、「非常に腹立たしく、無念でもある」と力を込めた。
同連盟によると、6月時点で、北方領土の元居住者は約4700人。平均年齢90歳超と高齢化が進む。