ここができれば「所沢-相模原」が1本道! 新府中街道“最後の区間”がいよいよ動き出す まもなく延伸する区間の“その先”へ

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東京都国分寺市内で「新府中街道」の延伸開通に向けた築造が進められていますが、その次の小平市内区間でも動きがありました。

小平市内の「新府中街道」いよいよ次のフェースへ

 東京都小平市で「新府中街道」(小平3・2・8号府中所沢線)の整備がいよいよ本格化しそうです。東京都北多摩北部建設事務所が2026年7月から8月にかけ、沿道住民を対象に側道のあり方を検討する環境施設帯に関するアンケート調査を実施しました。

 新府中街道は、「多摩南北道路」5路線の一翼を担う府中街道のうち、小平市から府中市にかけてのバイパスです。青梅街道(小平市)以南が新設区間で、4車線道路(現在は一部3車線)として南から北へと延伸開通を重ねてきました。

 府中市内からの新設区間は2025年2月までに国分寺市内の約1.6km、西武国分寺線 恋ヶ窪駅に近い都道222号線まで開通しています。2026年度にはさらに北、五日市街道までの約970mが開通する見込みで、築造工事が進められています。

 アンケート調査の対象となったのはその北、青梅街道に至る小平市内の1.4kmです。用地買収も8割以上が済み、いよいよ整備のフェーズに進む模様です。青梅街道以北は新青梅街道まで府中街道の4車線化と鉄道(西武拝島線)の立体交差化が済んでおり、これに新府中街道が接続します。

 現在、東村山方面と新府中街道との行き来は、府中街道と青梅街道との交点「小川町西」「小川町」交差点とのあいだでクランク状の動きを強いられます。そこからさらに1.4km南の「上水本町」交差点で五日市街道に入ったのち、200mほど進んだところが、2026年度延伸区間の終端部です。小平市内の新府中街道ができない限り、この「コ」の字状の動きが解消されず、渋滞を招くことが予想されます。

 他方、小平市内の区間は史跡でもある玉川上水をまたぎ、雑木林を分断することから反対が根強く、2013年には都内で初めて直接請求による住民投票が行われるなど紆余曲折を経た区間でもあります。

 玉川上水の橋梁架設にあたっては文化庁から史跡の現状変更許可を受ける必要があり、有識者を交えた検討委員会が設けられているほか、2028年度にかけて今回アンケートが行われた環境施設帯の検討が進められます。標準幅員は36mで、16m幅の車道(4車線想定)の両側に10mずつの環境施設帯が設けられます。

 なお新青梅街道より北、東村山市街地は西武新宿線の立体化と府中街道の4車線化およびバイパス建設の事業が並行して進められています。全体の完成まではまだまだ時間がかかりそうなものの、小平市内の区間が開通すれば、埼玉県所沢市の都県境付近から、南は神奈川県相模原市内まで1本道になります。