チェルシーに所属するアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスが、休暇を終えてチームに復帰した。11日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
現在25歳のE・フェルナンデスは、FIFAワールドカップカタール2022で36年ぶり3度目となるアルゼンチン代表の優勝に貢献し、大会最優秀若手選手賞に選出。この活躍もあり、2023年1月にベンフィカからチェルシーに当時の英国史上最高額となる1億2100万ユーロ(約222億円)もの移籍金で加入し、現行契約は2032年6月30日までとなる長期契約を締結している。
今夏に行われたFIFAワールドカップ2026でも7試合出場で2ゴールを記録するなど、準優勝に終わったアルゼンチン代表に貢献していたE・フェルナンデスだが、昨季のチェルシーはプレミアリーグを10位で終え、FAカップも準優勝に終わったことで、2026-27シーズンの欧州大会出場権を逃していることも影響し、今夏のチェルシー退団を望んでいることが噂されている。
チェルシーとしてはE・フェルナンデスの退団を望んでいないものの、1億2000万ポンド(約258億円)のオファーが届いた場合には売却に応じる方針で、現在は昨季途中までチェルシーを率いたエンツォ・マレスカ監督の意向でマンチェスター・シティから関心が寄せられているものの、チェルシーの要求額に応じるつもりはないことが報じられている。
そうしたなか、W杯後の休暇を終えたE・フェルナンデスはチェルシーに戻り、主将のリース・ジェームズやマロ・ギュストのほか、新加入のモーガン・ロジャーズやジョーダン・ヘンダーソン、マクサンス・ラクロワ、バレンティン・バルコらとともに、コブハム(チェルシーの練習場)で新シーズンの開幕に向けてトレーニングを再開したことが明らかになっている。
なお、イギリス人ジャーナリストのベン・ジェイコブス氏によると、チェルシーはE・フェルナンデスの売却額を設定しているものの、移籍期限終了間際に売却するに応じるつもりはなく、24日のプレミアリーグ開幕節となるフルアム戦前にチーム編成を確定させたいことから、売却には期間が設けられているという。
また、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏は、この移籍問題は選手本人の問題ではなく、同選手の陣営内部から起きているもので、クラブはシャビ・アロンソ新監督の下でE・フェルナンデスが素晴らしい活躍をすることを予想していることも伝えている。
チェルシーの姿勢は決まっている一方で、マンチェスター・シティは同選手の代理人に接触しながら、移籍金額を引き下げての獲得を狙っているようだが、果たしてE・フェルナンデスの去就問題はいつ解決するのだろうか。