かつての1部昇格を知る36歳グラーチ、11年在籍したライプツィヒを退団…新天地はビジャレアルに決定

スマートレジ普及に2つの追い風

 ビジャレアルは3日、ライプツィヒから元ハンガリー代表GKペーテル・グラーチが完全移籍加入することを発表した。

 クラブからの発表によると、グラーチはビジャレアルと2028年6月30日までの2年契約を締結。移籍金は公表されていないが、スペインメディア『マルカ』によると、100万ユーロ(約2億円)の固定額に加え、成績に応じたボーナスが支払われるという。

 グラーチは1990年5月6日生まれの現在36歳。若くして母国ハンガリーを離れ、リヴァプールのアカデミーに所属し、同クラブでトップチームに昇格した。だが、リヴァプールでは正守護神の座を確保できず、トレンメア・ローヴァーズやハル・シティといったイングランド国内へのレンタル移籍を経験。2013年夏にザルツブルクへ完全移籍すると、同クラブで正守護神として2シーズンにわたって活躍し、2015年夏にはライプツィヒへ活躍の場を求めた。

 ライプツィヒでは加入直後こそバックアッパーだったものの、シーズン途中にゴールマウスを託され、初年度にブンデスリーガ昇格へ導く活躍を披露。以降もライプツィヒの絶対的守護神に君臨し、ブンデスリーガの上位進出や2021-22シーズンのDFBポカール初制覇に貢献。2019-20シーズンにはチャンピオンズリーグ(CL)のベスト4入りの原動力にもなった。

 2025-26シーズンもライプツィヒで出場機会を得ていたものの、シーズン途中にケガにより離脱すると、その期間にベルギー代表GKマールテン・ファンデフートにポジションを譲っていた。同シーズン限りでのライプツィヒ退団が決定。在籍した11シーズンで、公式戦通算362試合のピッチに立った。

 グラーチの新天地となるビジャレアルは、昨季のラ・リーガを3位で終え、2シーズン連続でCL出場権を手にしている。昨季、ビジャレアルはラ・リーガ前半戦こそブラジル人GKルイス・ジュニオールがゴールマウスを守っていたものの、終盤戦に出場機会を得たスペイン人GKアルナウ・テナスが、今夏にマジョルカへのレンタル移籍を決断。同選手の退団に伴い、GKチームのバランスが崩れていたが、結果的にはグラーチが加わることとなった。

【動画】ビジャレアルの新たな守護神は…?