フルアム、アルベロア新監督の“古巣”レアル・マドリードから若手W獲り! ゴンサロとパラシオス

スマートレジ普及に2つの追い風

 レアル・マドリードに所属するU-21スペイン代表FWゴンサロ・ガルシアと同MFセサル・パラシオスが、フルアムに完全移籍加入することが決まった。4日、両クラブが発表している。

 フルアムの公式発表によると、両選手ともに2031年6月30日までの5年契約を結んでおり、同契約には1年間の延長オプションも付いているという。背番号は、ゴンサロが「7」、パラシオスが「8」となった。移籍金については非公表とされているものの、イギリス『スカイスポーツ』やスペイン『マルカ』など大手メディアの情報によると、ゴンサロの移籍金はおおよそ4000万ユーロ(約72億円)にボーナス200万ユーロ(約4億円)、パラシオスは約1000万ユーロ(約18億円)の見込みだ。

 なお、『マルカ』によると、レアル・マドリードがカンテラ(育成組織)出身選手を売却する際の恒例ともなっているが、フルアムは今回の完全移籍により、両選手の権利の70%を取得した形だという。残る30%はレアル・マドリードが引き続き保有。将来の売却額の30%をレアル・マドリードが受け取ることができるほか、買い戻しに動く場合も優位に進めることができる。

 フルアムでは、2025-26シーズン限りでマルコ・シウバ前監督が退任。後任として、アルバロ・アルベロア新監督が迎え入れられた。同監督は、レアル・マドリードのカンテラの各部門で長きにわたって指揮を執っており、同シーズン後半戦はトップチームの監督も務めた人物。ゴンサロ、パラシオスの両選手は、トップチームだけでなくカンテラでもアルベロア監督の指導を受けており、今回の移籍も、新監督の要望が叶った形と見られる。

 ゴンサロは2004年3月24日生まれの現在22歳。先のとおり、レアル・マドリードのカンテラ育ちで、2023年11月にトップチームデビューを飾った。FIFAクラブワールドカップ2025では4ゴールを挙げて得点王に輝いており、2025-26シーズンは公式戦通算で39試合出場8ゴールを記録。シーズン途中により指揮を執ったアルベロア監督からは、器用なセンターフォワードとして重宝されており、、FIFAワールドカップ2026に臨むスペイン代表のサポートメンバーにも選ばれていた。

 一方で、パラシオスは2004年11月11日生まれの現在21歳。トップ下など攻撃的なポジションを主戦場としており、今年1月に行われたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)で待望のトップチームデビュー。アルベロア体制のレアル・マドリードでは、同試合も含めて7試合のピッチに立っていた。

 フルアムへの完全移籍加入に伴い、両選手はクラブを通して次のようにコメントを発表している。

「ここに来ることができて、本当に感謝している。とても嬉しいよ。僕を信頼してくれたクラブの役員の方々や、アルベロア監督には特に感謝しなければならない。ここでのスタートを切ることが本当に、本当に楽しみだ」(ゴンサロ・ガルシア)

「とても感慨深い気持ちだ。これは僕のキャリアにとって、理想的な一歩だと信じている。クラブは私に大きな信頼を寄せてくれていることがわかった。その信頼に、ピッチの上で応えていきたい」(セサル・パラシオス)

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