北大西洋条約機構(NATO)は2026年7月24日、ルーマニア領空付近を飛行していた所属不明の無人機(UAV)を撃墜したと発表しました。
無人機のうち1機は自爆ドローンか?
北大西洋条約機構(NATO)は2026年7月24日、ルーマニア領空付近を飛行していた所属不明の無人航空機(UAV)を撃墜したと発表しました。
同日、正体不明の機体を発見したNATO司令部は、機体を識別するため、フェテシュティ空軍基地のルーマニア空軍F-16戦闘機2機と、ミハイル・コガルニセアヌ空軍基地のイタリア空軍ユーロファイター2機をスクランブル発進させました。
無人機は速やかに確認され、ルーマニア領空に侵入した後、NATO部隊は交戦を許可されました。その後まもなく、この脅威はルーマニア領空内で撃墜されました。
今回の撃墜は、NATOやルーマニアをはじめとする加盟国が、同盟全体および各国の防空能力を強化するため、地上配備型迎撃システムの導入を積極的に進める中で行われました。
その後、7月26日までに3機の無人機が相次いでルーマニア領空に侵入したとされています。ルーマニア政府によると、このうち1機はロシアのシャヘド136タイプの自爆ドローンだったことが判明しており、「度重なる領空侵犯」を受けたとしてロシアを非難しています。ロシアは、ルーマニアとも面する黒海上からウクライナを標的とした自爆ドローン攻撃を実施しており、これらのドローンが何らかの理由でルーマニア領空に侵入した可能性があるとみられます。
なお、ルーマニアでは2026年7月現在、小型無人航空機システムの迎撃を目的とした対ドローンシステム「MEROPS」の導入が進められています。
【画像】爆発しなくても危険! これが、人家に突入した自爆ドローンです