日本代表DF冨安健洋にクリスタル・パレスへの加入の可能性が浮上している。28日、スポーツ専門メディア『アスレティック』やイギリス紙『イブニング・スタンダード』などが伝えている。
現在27歳の冨安は高校卒業前の2016シーズンにアビスパ福岡でトップチーム昇格を果たすと、2018年1月にシント・トロイデン(ベルギー)へ完全移籍。2019年7月にボローニャ(イタリア)へ完全移籍した後、2021年8月にはアーセナル(イングランド)に完全移籍した。即座に右サイドバックのポジションを確保し、加入直後の同年9月には月間最優秀選手賞も受賞した。以降は両サイドバックを主戦場に、堅実なプレーでチームの守備を支えたが、ケガに悩まされる日々が続き、2025年7月には双方合意のもとで契約解除となった。
約半年間の無所属期間を経て、2025年12月にアヤックス(オランダ)に2026年6月30日までとなる契約で加入し、通算9試合に出場。そして、日本代表にも約2年ぶりに復帰を果たし、FIFAワールドカップ2026では3試合に出場していた。
そんな冨安は2025-26シーズン限りでアヤックスとの契約満了を迎え、ヴェネツィア(イタリア)などへの移籍も噂されているものの、現在はフリーとなっており、動向には注目が集まっている。
そうしたなか、冨安は今夏の移籍を見据えて日本代表MF鎌田大地も所属するクリスタル・パレスでトレーニングに参加していることが報じられ、実際に28日に行われた45分間制のプレシーズンマッチとなる『コモ・カップ』の初戦RCランス戦で、鎌田とともに冨安もトライアル選手としてベンチ入りメンバーに名を連ねた。
RCランス戦は0-3で敗れ、鎌田とともに冨安には出場機会がなかったが、クリスタル・パレスとしてはトライアルの結果次第で冨安との契約に前向きであることが伝えられている。
なお、クリスタル・パレスでは今夏、フランス代表DFマクサンス・ラクロワが5200万ポンド(約113億円)でチェルシーに移籍することが決定的になっており、アウクスブルクのフランス人DFクリスラン・マツィマや、ブレストのフランス人DFラファエル・ル・グエンなどの獲得を検討していることが噂されているが、果たして冨安とも契約を締結することになるのだろうか。