真夏は地獄なオープンエアーの「ゴルフカート」に革命!? 大胆すぎる“ポン付け冷房システム” すでに実績1000台!「フォークリフト用も作ってます」

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ゴルフカートやフォークリフトに後付けできるスポットクーラーが登場し、注目を集めています。

“夏の風物詩”になるかもしれない後付けクーラー

 2026年7月15日から17日まで東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された「メンテナンス・レジリエンス2026」「Techno-Frontier2026」。日本の製造・作業現場で注目されるソリューションが集まるなか、開催時期も相まって特に注目されたテーマの一つが「猛暑対策」です。

化学メーカーの関東化成工業(神奈川県横須賀市)は、冷房のない車両に後付けできるスポットクーラーを展示していました。その車両というのが、側壁のないオープンエアーな「ゴルフカート」です。

 こうしたゴルフカートは、広大なゴルフ場の移動をサポートするものとして複数導入しているゴルフ場があるだけでなく、近年は主に地方部を中心に、自動運転バスの車両としてのニーズもあります。

 関東化成工業が現在、新規製品として展開しているのは、ゴルフカートの屋根に取り付けるタイプのスポットクーラーです。これは屋根部に機器を設置し、そこから車内に向けてホースを伸ばし、室内の天井部に制御盤を取り付ける形で施工されます。

「実はすでに1000台以上のカートに投入されています。主に関西圏のゴルフ場で引き合いとなっていますので、もしかしたらクーラー搭載のカートに乗車する機会があるかもしれません」(担当者)

 さらに同社は、クーラーとエアカーテンを搭載した完成品のゴルフカート「コンフォートカート ソレイユ」も開発しています。「業界では珍しい冷暖房設備のあるカート」だそうですが、オプションでシートヒーターや車載冷蔵庫なども装備可能だそうです。

「車両の名称こそゴルフカートですが、地域の交通網を補完する『コミューターバス』のような使い方も想定しています。こちらもゴルフ場では導入実績があり、今後、他の領域にも営業をかけていく意向です」(同)

 同社の取り組みはゴルフカートだけにとどまりません。試作品として、フォークリフトの天井部に取り付けるスポットクーラーの開発が進められています。また、さらに意外な場所として、仮設トイレの天井部に設置するクーラーの開発も行っており、こちらもまだ試作品の段階ながら、製品化を望む声が上がっているとのことです。