前線から約800km先のロシア製油所が炎上 ウクライナ軍が長距離ドローン攻撃の映像公開 2500km先を狙ったことも

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ウクライナ国防省は2026年7月12日、無人システム部隊とウクライナ国防省情報総局による共同作戦で、シズラン製油所を攻撃したと発表しました。

ロシア領内深くの攻撃を実施

 ウクライナ国防省は2026年7月12日、無人システム部隊とウクライナ国防省情報総局による共同作戦で、シズラン製油所を攻撃したと発表しました。

 シズラン製油所は、ロシア・サマラ州にある最大級の石油精製施設の一つで、年間約850万トンの原油処理能力を有しています。ガソリンやディーゼル燃料、ジェット燃料などの石油製品を生産しており、ロシア軍向けの燃料供給を担う重要な施設です。

 ウクライナ軍は、同製油所がロシア軍の軍需を支える施設であるとして攻撃を実施しました。攻撃による被害状況については現在確認中としていますが、公開された映像では煙突付近が攻撃を受けている様子が確認できます。また、現地からは火災が発生したとの報告も伝えられています。

 なお、同製油所は、ウクライナ軍とロシア軍が対峙する前線から約800km離れたロシア南西部に位置しています。

 ここ数か月、ウクライナ軍は自爆ドローンなどを用いたロシア領内深部への攻撃を重視しており、7月8日には約2500km離れたシベリアの石油精製施設を攻撃しました。この攻撃は、ウクライナによるロシア領内への攻撃としては最も深部に到達したものだと欧州メディアなどで報じられています。

【動画】炎や煙が…これが、長距離攻撃の様子です