イングランド代表を率いるトーマス・トゥヘル監督が、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ/アメリカ)対策に言及した。14日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
FIFAワールドカップ2026準決勝に駒を進めたイングランド代表は15日、決勝進出をかけた大一番で前回大会王者のアルゼンチン代表と対戦する。試合前会見に出席したトゥヘル監督は、今大会ここまで最多タイとなる8ゴールを挙げているメッシの印象について聞かれると、「彼がチームを牽引する姿は本当に驚異的だ。言葉もない。私が語るようなことではないと思う。これほどの偉業を前にしては、言葉を失うものだ」と39歳ながらチームを牽引する活躍を見せている同選手を絶賛しながら、次のように続けた。
「彼はどのチームにいてもリーダーであり、キープレーヤーだ。チームの結束力も見て取れるし、トーナメント戦の経験も豊富だ。優れた監督が率いており、チームとしての活動期間も長い。ピッチ中央でショートパスを回し、常に隙をうかがうプレーを好む。メッシにボールが入ると、そこから動きが生まれる」
「メッシのボールを供給する技術的な精度は最高レベルにある。警戒すべき点は多岐にわたるけど、我々は自分たちのやり方を貫き、スタイルを押し付けていくつもりだ。準決勝を自分たちの流儀で戦うためにここに来た。非常に困難な挑戦になることはわかっているけど、準備はできている」
また、メッシ対策についても聞かれたトゥヘル監督は「昔ながらのマンマークを採用すべきか、そんなことも考えたよ」と詳細は明かさなかったものの、あらゆる戦術を考えていると語った。
「実際に実行するかはわからないけど、頭をよぎりはした。彼がどのスペースに顔を出したがるか、誰もが知っているからね。試合を分析すると、彼の状況判断の速さが際立っている。ボールが彼のところにこぼれると、即座に隙を見つけ出すんだ」
「相手のプレーパターンはある程度把握しているけど、そのパターンを封じれば、彼らはまた別の形を見つけてくる。前回王者、そしてリオネル・メッシを相手にするというのは、非常に特別なことなんだ。ビッグトーナメントにおけるビッグマッチだよ」
警戒していること認めたトゥヘル監督だが、「準決勝まで勝ち進んでいて、勝利への意欲は非常に高まっている。次なる勝利を掴み取りたいと思っている。対戦相手には敬意を払うけど、過去の出来事を持ち出して、必要以上に事を大きくするようなことはしない。重要なフットボールの試合であることに変わりはないけど、我々は非常に楽しみにしているし、準備万端だよ」と勝利への意気込みも口にしている。