筑豊電気鉄道が、新型低床式LRVの7000形電車を導入します。
車体色は県と沿線3市の花から
筑豊電気鉄道は2026年7月14日、新型低床式LRV(Light Rail Vehicle)の7000形電車を導入すると発表しました。
現在の主力車両である3000形電車は、60年以上前に製造された別の車両の台車や機器を流用しています。筑鉄によると取替部品の調達が困難になるなど、車両の維持と老朽化が大きな課題といいます。
新型7000形の製造は、アルナ車両が担当。外観はシンプルなメタリックカラーを基調とし、正面のブラックを回り込ませて一つの大きな窓に見せることで、斬新で開放的、存在感が際立つようなデザインとしています。
車体カラーは、新型車両の導入を支援した福岡県(菜の花)・北九州市(ひまわり)・中間市(パンジー)・直方市(チューリップ)の花を連想する「Flower yellow」を採用しました。
アクセントとして筑鉄(Chikutetsu)の「C」をイメージしたラインを追加。さらに正面に曲面ガラスを採用することで、「やさしさ」と、有彩色が外周を一回りするデザインで一体感を出し、沿線地域住民との「つながり」を表現しています。
車内のコンセプトは「毎日の通勤・通学を、ホッと一息つける空間に」。家の中のリビングのようにくつろげるモダンな内装とし、グレーやベージュを基調とした落ち着いた色調と、やわらかい質感の座席を採用します。
大型窓による開放感や、ゆとりある通路幅、視界を遮らないシンプルなレイアウトにより、圧迫感の少ない快適な空間としています。
車内の照明と前照灯にLEDを採用するほか、高効率な制御装置と電力回生ブレーキを備え、既存の3000形と比べ消費電力量を半減。一方で定員は3000形と比べて16人増の112人となり、ラッシュ時間帯の輸送力増強を図ります。
新型7000形は、2027年3月に運行を開始する予定です。