W杯イヤーに所属クラブでスタメン落ち→契約満了も…“王国撃破の立役者”ノルウェー代表GK「今日、ご褒美をもらえた」

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 FIFAワールドカップ2026・ラウンド16のブラジル戦を終えたノルウェー代表のGKエルヤン・ニーランが、メディア対応を実施した。

 現地時間5日に行われた北中米W杯・ラウンド16で、ブラジル代表と対戦したノルウェー代表は、アーリング・ハーランドの2ゴールで、2-1と勝利。28年ぶりに本大会に上陸したヴァイキングたちが、ノルウェー代表史上初の8強入りを成し遂げた。

 この試合の主役は、“怪物”という異名に相応しい2ゴールで王国を粉砕したハーランド…そしてもう一人、エルヤン・ニーランだ。序盤にブルーノ・ギマランイスのPKを止めたのを皮切りに、90分間を通して好守を連発。終了間際に、この日2本目のPKでネイマールにゴールネットを揺らされたが、「英雄の中の英雄。10点満点だ」とノルウェーメディア『NRK』で解説を務めたキャスパー・ウィケスタッド氏が称賛したように、ヒロイックな活躍でノルウェーのサッカー界に新たな記念日を作った。

 試合後、『NRK』のインタビューに登場したニーラン。この35歳の守護神は、「これは本当に信じられないよ」と自身のパフォーマンスを振り返り、「素晴らしい努力とハードワークがあったんだ。家族や妻が、この道のりで岩のように揺るぎない存在になってくれた。だから、数え切れないほどの厳しい時間を乗り越えることができたよ。あの大変な時期を経て、今日、こうしてご褒美をもらえるなんてね。本当に最高だ」と万感。さらに、「PKになっても自分なら止められる、とかなり自信があった」と勝敗を大きく分けたビッグセーブについても口にした。

「数え切れないほどの厳しい時間」と口にしたように、セビージャでの3年目となった2025-26シーズンは、新加入のオディッセアス・ヴラホディモスに正守護神の座を奪われ、公式戦7試合の出場にとどまったニーラン。先月30日に契約満了でセビージャを「裏口」から去った35歳だったが、W杯の舞台で国の“英雄”となったのだ。