無念の敗退となったブラジル代表だが、カルロ・アンチェロッティ監督は続投するようだ。5日、ブラジルメディア『グローボ』が伝えている。
FIFAワールドカップ2026・ラウンド16が現地時間5日に行われ、ブラジルはノルウェー代表と対戦した。エースのヴィニシウス・ジュニオールを中心に前半から多くのチャンスを作るが、ノルウェーの守護神エルヤン・ニーランの牙城を崩せずにいると、79分にアーリング・ハーランドに強烈なヘディングを叩き込まれて失点。90分には再びハーランドにネットを揺らされ、反撃はネイマールのPKによる1点にとどまり、1-2で敗れた。
歴代最多5度のワールドカップ制覇を誇る“王国”ブラジルだが、最後にトロフィーを掲げたのは2002年の日韓大会。6大会連続無冠はワースト記録となっているが、アンチェロッティ監督は「我々は働き続け、改善し、新たなアイデアを見つけなければならない」と辞任を否定。ブラジルサッカー連盟(CBF)で代表チームの統括責任者を務めるロドリゴ・カエタノ氏も次のようにコメントし、イタリア人指揮官の続投を明言した。
「今後は正常さと多少の落ち着きを伴うサイクルが必要だ。つまり必要な調整を行いながらも、2030年のワールドカップまで監督のもとでの継続性を維持しなければならない。前進し、次のワールドカップに向けて準備を整えるためにはある程度の平穏さが必要なんだ」
また、カエタノ氏は今大会の戦いぶりについて「大会を通じてチームが成長したこと、今日も多くの場面で素晴らしいサッカーをしていたことを考えると、敗退という結果はなおさら痛恨だ。勝ち進むための条件が整った中での敗退だった。我々の目標は常に決勝進出だ。理想的なサイクルとは言えなかったが、この1年間積み上げてきた仕事があるからこそ、我々は希望を持ち続けることができた」と言及している。
欧州5大リーグをすべて制覇し、チャンピオンズリーグ(CL)で5度の優勝を誇るアンチェロッティ監督は、昨年5月からブラジル代表を指揮。低迷していたチームを23大会連続のワールドカップ出場に導き、本大会ではモロッコ代表、スコットランド代表、ハイチ代表と同居したグループCを2勝1分で首位通過した。ラウンド32では日本代表に先制されながらも見事な采配を披露し、劇的逆転勝利を飾っていた。
【ハイライト動画】王国ブラジルは16強で敗退…ノルウェーの主砲ハーランドに2発許す