「現行グリーン」と「玉電ツートン」どっちがいい? 車両補修で区が寄附と投票を呼び掛け

メモリ価格高騰 いつまで続く?

東急世田谷線の宮の坂駅前に静態保存されている旧玉電・江ノ電車両の補修・再塗装に向けて、世田谷区が資金の寄附を呼び掛けています。

目標金額は525万円

 東急世田谷線の宮の坂駅前に保存されている旧車両の補修・再塗装に向けて、世田谷区が資金の寄附を呼び掛けています。

 保存されている車両は、1925(大正14)年に製造され、東急玉川線(渋谷~二子玉川園間、玉電)や世田谷線で運用。そして江ノ島鎌倉観光(現・江ノ島電鉄)に譲渡され、主力の600形電車として使用されました。

 1990(平成2)年4月、江ノ電で新型の2000形電車と入れ替わる形で引退し、里帰りする形で同年から現在地で静態保存されています。

 2018(平成30)年には、補修・再塗装時で寄附を募り、集まった寄附金約561万円が活用されました。しかしそれから7年以上が経過し、経年劣化が進んでいることから、2026年度中に再び補修・再塗装工事が行われる予定です。

 今回の取り組みの特徴は、再塗装の色を投票によって決めることです。候補は二つ。里帰りした時に世田谷線の車体色だった「現行グリーンカラー」と、かつてこの車両が玉電として走っていた当時の塗装である「玉電ツートンカラー」です。投票は、誰でも参加できる一般投票枠に加え、寄附額に応じて追加で投票できる寄附者枠が設けられています。

 目標金額は525万円。寄附の受け付けはウェブサイトや郵送・電話などで12月末まで。再塗装色の投票は、一般枠が8月16日まで、寄附者枠は7月末までに入金確認できた分が対象です。