「近道はない」吉田麻也が次代の選手たちに託す日本代表の未来「森保監督が築いた基礎の上に上物を」

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 “最高の景色”を目指したワールドカップの戦いを終えた日本代表。今回、サポートプレーヤーという新たな役割でチームに帯同した吉田麻也が、今大会を振り返りつつ、日本サッカーの現在地と未来への展望を語った。

 吉田は「チームは間違いなく強くなってきていると思います」と述べ、世界の強豪と「レベルの高い戦いを90分以上続けた」選手たちを称賛。その一方で、「やっぱりもう一歩、突き詰めていかなきゃいけない」との見解を示したが、ここを突破できれば「もっと上に行けたんじゃないかなという気持ちはあります」との思いを口にした。

 さらに、「言い訳みたいになっちゃいますけど」と前置きした上で「自分たちの一番の強みだったシャドーのところの選手がやっぱりどうしても薄かった」と主張。負傷によりMF南野拓実やMF三笘薫が招集できず、大会中にもMF久保建英が負傷してしまったことで「選択肢が限られたのは、交代選手が差をつける短期のトーナメントにおいては、かなりディスアドバンテージだった」と振り返り、本来であれば途中からペースを変える存在でもあったFW前田大然やMF伊東純也を最初から起用するしかなかった状況に悔しさを滲ませ、若い世代の台頭に期待を寄せた。

 また、日本代表がさらに強くなるために吉田は「継承と上積み」が必要になると述べ、近年のチームが安定した成績を残せてこれた背景には「森保さんがものすごく徹底して」作り上げてきた基準があると評価。仮に監督が変わっても、その基準を「継続しなきゃいけないし、外国人監督になっても維持し、それ以外の部分をさらに成長させていく」ことが大事になるとの見解を示した。日本の良さを継承し、その基礎の上に「上物をしっかり足していく」地道な作業が必要であり、「だから近道はない」と断言した。

 初の試みとなった自身のサポートプレーヤーという役割については、「チームがこのワールドカップで結果を出すために自分に何ができるかっていうのを考えて毎日過ごしてきた」「このチームの一員になれたことに誇りを持つ」と振り返る。この貴重な経験を将来に生かす意向を示しつつも、今後の代表については「もうきっぱり」と一線を画す姿勢を見せ、次世代の選手たちに未来を託す考えを示唆した。

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