立憲民主党は25日、全議員懇談会を国会内で開き、中道改革連合、公明党との合流に関する協議体に参加することを了承した。3党の党首らが出席し、近く初会合が開かれる。ただ、中公と政策面などで溝がある中、立民内に異論がくすぶっており、結末は依然として見通せない。
協議体設置は中道が立公に提案した。全議員懇の冒頭、執行部が経緯を説明。参加者から「合流ありきなら賛成できない」とする意見が出た他、来年春の統一地方選への影響を考慮すべきだとの指摘があった。
終了後、森裕子参院議員は記者団に「私は賛同できない」と明言。別のベテランも「皇室典範改正や辺野古新基地建設など重要課題で中公とは判断が分かれる」と不満をあらわにした。
これに対し、水岡俊一代表は全議員懇で「合流ありきではない。丁寧に進める」と強調。田名部匡代幹事長は記者団に、協議の経過を党内に随時報告することも検討する考えを示した。別の幹部は「明らかな反対論は一部だった」と語り、3党で一致点は見いだせるとの見方を示した。
この後、執行部と地方組織幹部による「全国幹事長会議」もオンラインで開かれ、合流協議入りを確認した。
協議体では党名を含む組織の在り方や基本政策、選挙協力を話し合う。中道や公明は今国会会期末の7月17日をめどに合流の方針で合意することを目指す。ただ、田名部氏は記者団に「今国会中は無理だと何度も発信している。結論をいつ出すかは議論の中で決まる」とくぎを刺した。