FIFAワールドカップ2026で決勝トーナメントに進出した、モロッコ代表のDFアクラフ・ハキミ(パリ・サンジェルマン/フランス)が、この先の戦いに向けた展望を語った。
北中米W杯・グループCでブラジル代表と同居したモロッコ代表は、復活を期する“カナリア軍団”との初戦を引き分けに持ち込んだ後、スコットランド代表とハイチ代表にともに勝利。得失点差の結果で2位に甘んじたが、前回大会でサプライズを起こしたモロッコ代表は、2大会連続の決勝トーナメント進出を決めた。
現地時間24日のハイチ戦に4-2と勝利したものの、一時的に2度リードを許したモロッコ代表。試合後、メディア対応を行ったハキミは、「非常にタフな試合だった。とくに先制点を許した後はそう感じたね」としつつ、「自分たちも得点を挙げて素早く試合の流れを引き戻し、勝利を収めるために懸命に戦ったんだ。それが実現できて本当に嬉しく思っている。今はこの集中力を切らさずに、しっかりと疲労を回復させることが大切」と逆転勝利を成し遂げたチームを称えた。
一方で、決勝トーナメントに向けた改善点について口にしたモロッコ代表の主将は、「具体的にどこを改善すべきかを見極めるには、試合の映像をしっかり見直す必要がある。どの試合にも、取り組むべき課題は必ずあるはずだ。失点したということは、対応のどこかが不十分だったということ。コーチやスタッフとも確認する。今後の試合では、そうしたミスを確実に防ぐようにするし、何よりもブラジル戦やスコットランド戦で見せたような、相手に得点を許さない守備を徹底したい」と守備面を指摘した。
ラウンド32の対戦相手はグループFの1位…つまりオランダ代表か、日本代表となることが見込まれるモロッコ代表。ハイチ戦で1得点1アシストの、プレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に選出される活躍を見せた27歳は、「次の対戦相手? とくに、どちらが良いといった希望はないよ。行けるところまで勝ち進むことが、今大会の目標だからね。(いずれは)強豪チームと対戦することになるわけだし、まずは自分たちのプレーに集中する。その上で、次の相手がどこになるかを見守りたいと思う」と胸中を明かしている。
グループCとFの突破国同士の対戦は、ラウンド32屈指の“好カード”との呼び声も高いが、モロッコ代表はどちらと相見えるのだろうか。
【ゴール】4発快勝に貢献した主将ハキミ