【カイロ時事】オマーン政府は23日、ペルシャ湾内に足止めされている多数の船舶の脱出支援のため、国際海事機関(IMO)と連携して原油輸送の要衝ホルムズ海峡に「臨時海上回廊」を設けると発表した。
IMOが開示したオマーン当局の資料によると、従来の航路は安全でない恐れがあるとして、その北側と南側にそれぞれ航路を設置。船舶はIMOが調整した関係者から通航日程について個別に連絡を受ける。通航料は徴収されない。
IMOのドミンゲス事務局長は23日の声明で、イランやオマーン、米国などと緊密に連携して退避作戦を実施すると表明。対象となる船員は1万1000人を超えるという。
〔写真説明〕23日、オマーンの首都マスカットでハイサム国王(右)と握手するイランのガリバフ国会議長(オマーン通信公表)(AFP時事)