テレビCMでも人気の三菱「デリカミニ」が、警視庁のレスキュー部隊にも配備されました。さっそく荒川の河川敷で実施された「警視庁災害警備総合訓練」に登場。そのパワフルな走りに熱い視線が注がれました。
小さい体にパワフルさ、小回りの効く軽快なマシン
東京都足立区の荒川河川敷で2026年6月18日に、「令和8年度 警視庁災害警備総合訓練」が開催されましたが、そこに参加していた車両の中に “よく見るけれど珍しい車両” を見つけました。テレビCMでもおなじみの、三菱自動車の軽自動車「デリカミニ」です。ただ、この「デリカミニ」、白黒のパトカーではありません。実は、警視庁の災害レスキュー部隊向けに導入された、特別なカスタム車両なのです。
さる2026年5月20日、明治神宮外苑の周辺で開催された警視庁機動隊の「令和8年度観閲式」でも、緑と白のツートンカラーに塗り分けられたデリカミニが参加しており、大きな注目を集めていました。車体に黒ヒョウのエンブレムを描き込んだこの車両は、「レスキュー110」の通称で知られる警視庁機動救助隊に配備されています。
「災害用高度先行車」として扱われるデリカミニですが、ベース車両のスペックは軽自動車クラスとしては別格です。三菱自動車は近年、「デリカD:5」や「トライトン」といったオフロード車に力を入れています。実際「トライトン」は、アジアクロスカントリーラリー2025で総合優勝を飾っており、その悪路走破性には確かな裏付けがあります。
今回投入された「デリカミニ」の最新モデルも、優れた悪路走破性が付与されており、場所を問わないパワフルな走りが期待できます。悪路に対応する軽自動車として、頭一つ抜きん出た性能といえるでしょう。
訓練会場から警備車両の駐車スペースへ退出する際、鉄板が敷かれた段差とぬかるみのある路面を通る必要がありました。折からの雨が悪路を作り出していましたが、そんな路面でも軽快に進む様子に、観覧に来ていた人々からは「デリカミニ、あれだけ走れるんだ!」と驚きの声が上がっていました。
見た目は可愛らしいマスコットのようですが、不整地であっても確かなタフネスさを見せつけたデリカミニ。その実力が早くも証明された出来事でした。