FIFAワールドカップ2026・グループB第2節が現地時間18日に行われ、カナダ代表とカタール代表が対戦した。
FIFAワールドカップ2026の共催国にあたるカナダ代表は、現地時間12日に行われたグループB第1節ボスニア・ヘルツェゴビナ代表戦を1-1のドローで終えた。対するカタール代表も、スイス代表との前節を1-1のドローに持ち込んだ。両チーム、FIFAワールドカップで歴代初の勝ち点を獲得したのが第1節だったが、第2節ではともに初勝利を狙う。
試合は序盤の16分に動く。カナダ代表は右コーナーキックのセカンドボールを拾ったところから2次攻撃へ移り、右サイドを縦に破ったアリスター・ジョンストンがマイナス方向へのクロスボールを送る。フリーになったジョナサン・デイヴィッドがボレーシュートを狙うと、ここはGKマフムード・アブナダが立ちはだかったが、こぼれ球をサイル・ラリンが押し込む。背番号9が2試合連続ゴールを奪い、カナダ代表が先手を取った。
ホームの大声援を背に勢いに乗るカナダ代表は29分、敵陣中央でパスを引き出したタジョン・ブキャナンが、切り返しからミドルシュートを放つと、相手に当たってディフレクトしたボールにジョナサン・デイヴィッドが反応。ボレーシュートでニアサイドを撃ち抜き、“エース”のFIFAワールドカップ初ゴールでカナダ代表がリードを広げた。
2点ビハインドとなったカタール代表は32分、さらなる窮地に立たされる。カナダ代表に敵陣でセカンドボールを拾われ、イスマエル・コネからのスルーパスでブキャナンにラインブレイクを許すと、ホマム・アフメドが倒してしまい、レフェリーにPKを宣告される。だが、VARを経て、ファウルの位置がペナルティエリア外だったことが判明。アフメドはDOGSOにより退場となり、カタール代表は10人で2点ビハインドを追いかけることとなった。
数的優位となったカナダ代表は前半アディショナルタイム、右サイドから仕掛けたブキャナンがマイナスへ落とし、ジョンストンがクロスボールを送ると、ラリンの放ったヘディングシュートがGKアブナダに弾き出される。セカンドボールにジョナサン・デイヴィッドが詰め、カナダ代表が3点をリードして前半を終えた。
後半に入ると、序盤の51分、ショッキングな出来事が起こってしまう。カナダ代表のコネが敵陣でターンしようとした際、アッシム・マディボのチャージを受けて足首を負傷。コネはプレー続行不可能となり、担架に乗ってピッチを後に。ファウルをしたマディボに対してはレッドカードが提示され、カタール代表は9人で残る時間を戦うこととなった。
11人vs9人となったこともあり、以降の時間帯は一方的な展開となる。カナダ代表は63分、コネの負傷によって交代出場したナタン・サリバが、ペナルティエリア手前右寄りの位置で獲得したフリーキックを直接沈める。75分には、ゴール前のセカンドボールに反応したジェイコブ・シャッフルバーグの左足シュートがオウンゴールを誘い、カナダ代表が5点目を記録した。
さらに、9分間の後半アディショナルタイムの中では、左サイドからカットインしたサリバからのシュート性のパスをジョナサン・デイヴィッドが収めると、ペナルティエリア内で前を向いてネットを揺らす。ジョナサン・デイヴィッドはハットトリックを達成した。
試合はこのままタイムアップ。カナダ代表は3度目のFIFAワールドカップ出場、通算8試合目にして、嬉しい初白星を手にした。一方のカタール代表は痛恨の大敗。3戦目で初勝利を目指す。
次節は24日に行われ、カナダ代表はスイス代表と、カタール代表はボスニア・ヘルツェゴビナ代表と、それぞれ対戦する。
【スコア】
カナダ代表 6-0 カタール代表
【得点者】
1-0 16分 サイル・ラリン(カナダ代表)
2-0 29分 ジョナサン・デイヴィッド(カナダ代表)
3-0 45+3分 ジョナサン・デイヴィッド(カナダ代表)
4-0 64分 ナタン・サリバ(カナダ代表)
5-0 75分 ムハンマド・マナイ(OG/カナダ代表)
6-0 90+2分 ジョナサン・デイヴィッド(カナダ代表)
【ゴール動画】共催国が大声援に応えるゴールラッシュ