宇野禅斗、清水から独1部ボルシアMGへ完全移籍! 4年契約締結、クラブ歴代6人目の日本人選手に

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 清水エスパルスは18日、MF宇野禅斗がブンデスリーガのボルシアMGへ完全移籍することを発表した。

 ボルシアMG側の発表によると、契約期間は2030年6月30日までの4年間。クラブ公式SNSによると、背番号は「47」に決まった。移籍金は公表されていないものの、大手現地メディア『スカイ・ドイツ』によると、50万ユーロ(約9300万円)程度の見込みだという。

 自身初の海外挑戦に際し、宇野は清水を通して次のようにコメントを発表。期限付き移籍期間も含めると2年半を過ごしたクラブへの感謝と、新天地での意気込みを、次のように明かした。

「このたび、ボルシアメンヒェングラートバッハに移籍することになりました。2年間本当にありがとうございました。2年前、清水エスパルスに移籍してきた時の僕は、プロサッカー選手になっただけの何もサッカーで表現できない選手でした。そんな自分をここまで育ててくれ、笑顔を思い出させてくれたのは、間違いなくこのクラブと清水エスパルスのファン・サポーターの皆さんです。清水エスパルスに関わる全ての方々の愛情に感謝しています」

「そして僕にとって初めてとなる海外への挑戦を快く送り出してくれたクラブ、監督、スタッフの皆さんにも感謝しています。このチームから挑戦出来ることをとても誇りに思います。どんな時も僕はチャレンジャーだと思っています。このチャレンジを恐れ、楽しみ、これからも成長し続けていきたいと思います。本当にありがとうございました」

 宇野は2003年11月20日生まれの現在22歳。青森山田高校時代には3冠(高円宮杯JFAU-18サッカープレミアリーグEAST、全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会※インターハイ、全国高等学校サッカー選手権大会)を達成したチームの主力として活躍し、2022年よりFC町田ゼルビアに入団。ルーキーイヤーから少なからずの出場機会を確保し、2年目の2023シーズンは明治安田J2リーグで18試合出場3得点をマーク。クラブ史上初のJ1昇格に貢献した。

 自身初のJ1挑戦となった2024シーズンは、明治安田J1リーグで4試合の出場にとどまり、シーズン途中の同年7月に清水エスパルスへ育成型期限付き移籍。清水ではデビュー戦となった2024明治安田J2リーグ第25節ベガルタ仙台戦から2試合連続ゴールを挙げるなど、加入直後から中盤の主力として躍動。最終的には12試合出場2ゴールを記録し、清水にとって3シーズンぶりとなるJ1昇格に大きく貢献した。

 シーズン終了後には清水への完全移籍を決断。2025シーズンは、持ち前の対人守備の強さに加えて、攻撃の組み立て関与の面でも目覚ましい成長を続け、同年7月には東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会を戦う日本代表のメンバーに初選出された。同大会では2試合のピッチに立ち、日本代表の優勝に貢献。清水に戻ってからのシーズン終盤戦は負傷にも悩まされたが、最終的に2025明治安田J1リーグでは27試合のピッチに立った。

 2026シーズンからは清水のキャプテンに就任。単独キャプテンとしてはクラブ史上最年少の22歳で腕章を託され、背番号も「6」に変更した。明治安田J1百年構想リーグでは、地域リーグラウンドの全18試合中17試合のピッチに立ち、第14節京都サンガF.C.戦では豪快なミドルシュートでゴールも記録。地域リーグラウンド最終節のガンバ大阪戦で負傷した影響もあり、プレーオフラウンドの2試合ではピッチに立っていなかった。

 宇野の新天地となるボルシアMGは1900年創設の古豪。1960年代から70年代にかけて、5度のブンデスリーガ優勝、2度のUEFAカップ(現:ヨーロッパリーグ)制覇など、数々のタイトルを手にした歴史を誇る。2008-09シーズンからはブンデスリーガでの戦いを続けており、2025-26シーズンは同リーグを12位で終えた。

 過去には元日本代表FW大津祐樹氏、同代表DF板倉滉(現:アヤックス)が在籍するなど、日本人選手にとっても馴染みのあるクラブ。2025-26シーズンは同代表FW町野修斗が在籍しており、冬の移籍市場ではトッテナム・ホットスパーから同代表DF高井幸大が期限付き移籍加入。同FW福田師王も所属していたが、同選手は今月11日に、カールスルーエへの完全移籍が明かされている。

 清水の選手が欧州5大リーグへ挑戦するのは、2023年1月に同代表MF鈴木唯人(現:フライブルク)がリーグ・アンのストラスブールへ期限付き移籍して以来。若きボールハンターは、ボルシアMGにとって歴代6人目の日本人選手として迎え入れられた。

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