トランプ氏、米イラン合意で「全て達成」=海峡通過、60日通航料なし―弾道ミサイル、容認の姿勢

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 【ワシントン、エビアン時事】トランプ米大統領は17日、先進7カ国首脳会議(G7サミット)閉幕に当たり開催地フランス東部エビアンで記者会見し、イランとの戦闘終結を定めた覚書の内容について「達成しようとしたことの全てか、それ以上を実現する合意に達した」と自賛した。覚書は、イランが原油輸送の要衝ホルムズ海峡の安全な商船の通航を「60日間に限り、通航料なし」で実現する措置を取るとうたった。
 米高官は記者会見に合わせ、記者団に読み上げる形で覚書の全文を公開。焦点となっていたイラン保有の高濃縮ウランに関し、国際原子力機関(IAEA)の監視の下、イラン国内で希釈すると定めた。米メディアが先に報じた覚書草案には、通航料なしの航行や希釈への言及はなかった。
 トランプ氏は会見で、覚書に関し「海峡を開放し、イランが核兵器を二度と保有できないようにするものだ」と説明し、「『トランプ合意』と呼ぶことにしよう」と誇った。また、対イラン軍事作戦の間、イラン寄りの動きを控え「中立を貫いた」として、中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領に「感謝したい」と表明した。
 さらに、作戦が続いていれば「経済的惨事」に至る恐れがあったと述べ、合意を受けホルムズ海峡の通航量は大幅に増えていると主張。イランが合意を尊重しなければ再び爆撃すると警告した。