ケガによりFIFAワールドカップ2026に臨む日本代表から遠藤航の離脱が決定した。第2次森保ジャパンでキャプテンを務めていた遠藤の離脱に伴い、今大会に臨む日本代表の新キャプテンには板倉滉が指名された。
29歳の板倉は2019年に日本代表デビューを飾り、ここまで通算40試合に出場。DFでは長友佑都、谷口彰悟に次ぐ3番目の年長者となっている。板倉は「まずは(遠藤)航くんが一番悔しい思いをしていると思います。前回のワールドカップが終わってから、本当にここまでチームを引っ張ってくれた存在ですし、そのキャプテンがここでいなくなることはチームとしてもすごく痛い。この決断を受け入れるのも、やはり簡単なことではない」とコメント。新キャプテン就任については「航くんの離脱はその時にはまだ知らなかったので、もちろんビックリしたという思いはあります。責任と覚悟を持って引き受けたい」と決意を述べた。
遠藤は昨年2月に負ったケガの影響で長期離脱が続き、今大会に合わせる形で調整を進めてきた。5月31日のキリンチャレンジカップ2026 アイスランド代表戦で約3カ月半ぶりに実戦復帰を果たしたが、開催国のメキシコ・アメリカ入り以降は別メニュー調整が続いていた。遠藤はすでにチームを離脱しており、全員の前では挨拶を行わず。「初戦に向けてチームが大事な準備をしている(山本昌邦ナショナルチームダイレクター)」という遠藤の考えを尊重し、遠藤の離脱については森保一監督がミーティングの際に全選手へ通達した。
静かにチームを去る決断を下した遠藤と唯一会話を交わしたのが、キャプテンを引き継ぐ板倉だった。「朝食を食べて練習に行く前だったのですが、そこで監督から話をもらいました。出発まで時間はなかったんですけど、航くんの部屋に行かせてもらって少し会話をした」という。「特にたくさん会話ができたわけではないですけど、自分としては『責任を持って頑張ります』と。航くんからも『応援している。みんなによろしく頼む』という感じだった」と明かした。
すでに大会が開幕し、オランダ代表との初戦まで残り3日を切った。「それを聞いた時はもちろんショックだったり、難しい思いはみんなあった」というが、「今日の練習も非常に集中力高く、インテンシティも高かった。3日後にオランダ戦が迫っているので、練習を見たら全然問題ない。みんなでいい練習ができています」と強調した。
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