自民党は9日、政治制度改革本部の総会を党本部で開いた。衆院議員定数(465)の削減を巡り、加藤勝信本部長は与野党協議会で1年以内に結論が出なければ、自動的に比例代表の定数(176)を45議席削減する案を提示。出席者の一部から異論が上がったが、議論と並行して法案化の作業も進めることとなった。
定数削減を巡っては、高市早苗首相(党総裁)と日本維新の会の吉村洋文代表が、7月17日が会期末の今国会中に成立を目指すことで一致。首相は維新の主張を踏まえ、比例45減で意見集約するよう党内に指示している。本部長案は全国11ブロックごとの削減数について、人口比に応じた「アダムズ方式」で決めるとした。
総会で加藤氏は「小選挙区を減らすと地方の声が届かなくなる」と理解を求めた。出席者からも「小選挙区ではなく比例を削減するのはやむを得ない」「国民に約束して先の衆院選を戦ったから、実行すべきだ」などと賛成意見が相次いだ。