「おっ、だいぶ違うぞ…?」“日本初導入”のスカイマーク新型旅客機、乗ったらわかる“地味だけどスゴい進化”の正体とは

日本の貿易量の99.6%は船舶輸送

スカイマークが、新型旅客機「ボーイング737-8」の運航を開始します。日本の航空会社が同型機を受領するのはこれが初めてです。それに先駆け同社は、この機体の機内を報道陣に公開しました。どのような特徴があるのでしょうか。

デザインも新たに

 スカイマークが2026年5月28日より、新型旅客機「ボーイング737-8」の運航を開始します。日本の航空会社が同型機を受領するのは初めてです。それに先立ち同社は、この機体の機内を報道陣に公開しました。どのような特徴があるのでしょうか。

 ボーイング737-8は、2016年に初飛行したロングセラー機「737」シリーズの最新派生型「737MAX」シリーズの1モデルです。現在スカイマークが主力機として使用している「737-800」と比較すると、座席あたりの燃料消費量や二酸化炭素(CO2)排出量を約15%削減できるとされています。

 外観上の大きな特徴は、エンジン後部がギザギザ形状となった「シェブロンノズル」です。これはエンジン音を低減し、騒音を抑えるための構造となっています。

 また、スカイマークでは737-8の導入に合わせ、新たな機体デザインも採用しました。従来機のデザインをベースとしつつ、ブランドカラーである「SKY BLUE」を垂直尾翼から機体下部へ流れるように拡張。最新機種らしい躍動感と、新たなフェーズへ進む姿勢を表現したといいます。さらに、ウィングレット(翼端部分)には赤いハートを2つ描いた「ダブルハート」のデザインが施されています。

 同社の737-8は1クラス177席仕様で、座席配置は横3-3列です。座席数は737-800と同じですが、客室には737シリーズ向け最新内装「ボーイング・スカイインテリア」が採用されています。天井は従来より高く感じられるデザインとなっており、LED照明による明るく近未来的なライティングも印象的でした。

座席も結構違う?

 また、手荷物棚(オーバーヘッドビン)は大型化されており、機内持ち込み可能サイズのスーツケースをより多く収納できるようになっています。

 座席には電源コンセントに加え、USB Type-Cポートも装備。スマートフォンやタブレットを固定できるホルダーも新設されました。シートはドイツのレカロ製で、737-800と同様にクリーム色を基調としたデザインを採用しています。

 シートピッチ(座席の前後間隔)は737-800と同等の約79cmですが、背もたれ自体が薄型化されたことで、実際に座ると従来機より圧迫感が少ないように感じられました。

 737-8の旅客便初便は、5月28日の羽田発福岡行き「SKY003便」を予定しています。その後は当面、羽田~福岡線を中心に投入され、順次ほかの路線にも拡大していく計画です。

 なお、同社では737-8への機内Wi-Fi導入も予定していますが、現時点ではサービス開始に向け準備中としており、当面はWi-Fiサービスの提供は行われないとのことです。