最強の攻撃ヘリ「アパッチ」に無人の“忠実な僚機”を! 英軍の次世代ドローン計画が本格始動 2030年の配備を目指す

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英国防省は「アパッチ」攻撃ヘリコプターに随伴する無人機開発計画のパートナー企業4社を選定しました。偵察から精密打撃までをこなす「完全自律型の忠実な僚機」を2030年までに配備する計画です。

無人機開発計画「プロジェクトNYX」とは

 イギリス国防省は2026年5月15日、陸軍のWAH-64アパッチ攻撃ヘリコプター(AH-64D/E相当)に「ロイヤル・ウィングマン(忠実な僚機)」として随伴するための無人機を開発する「プロジェクトNYX(Project NYX)」において、パートナー企業4社を選定し、総額1000万ポンド(1ポンド200円換算で約20億円)を投資すると発表しました。

 最終候補として選定されたのは、アンドゥリルUK、BAEシステムズ、TEKEVER、タレスUKの4社です。国防省のプレスリリースによれば「各社の提案には、革新的な自律性、ペイロード、センサーを用いた多様な無人航空システムが盛り込まれている」としています。

 これらのドローンには偵察、精密打撃、目標捕捉、電子戦などの任務が求められており、アパッチのパイロットが直接操縦する必要のない完全自律型となります。一方で、武器使用の最終判断については、引き続き人間が下すことになっています。

 国防省は今後数か月にわたり4社と協力してデザイン案を検討し、2026年秋までに試作機製造を担う最大2社を選定する方針です。プレスリリースによると、この試作が成功すれば、2030年までの配備を目指す計画とのことです。