東急電鉄の車両のドアに貼られていたクマのステッカーが見納めとなりました。
5月19日に「新デザイン」のステッカーへ切り替えが完了
東急電鉄の車両に貼られていたクマのドアステッカーが、40年以上の歴史に幕を下ろしました。同社は「乗りものニュース」の取材に対し、新デザインステッカーへの交換が2026年5月19日に完了したことを明らかにしました。長年利用者に親しまれていたクマのドアステッカーはなぜ姿を消したのでしょうか。
ドアステッカーは、乗客が手や服をドアに挟まれたり、戸袋に引き込まれたりすることを防ぐ目的で貼られています。
東急線では長らく、クマの絵と共に「ひらくドアにごちゅういください」という文言が書かれた注意喚起ステッカーがドア窓の下部に貼られていました。
ただ今年に入り、2012年に登場した東急電鉄の公式マスコットキャラクター「のるるん」が描かれた新デザインのドアステッカーへ交換が進み、急速に数を減らしていました。
東急電鉄によると、クマのドアステッカーは元々、イラストレーターの原田治氏がデザインし、1980年前後に採用されたといいます。
ドアステッカーを交換した理由については、「東急線沿線で親しまれている『のるるん』の活用を通じてファンの醸成および認知度の向上を図るため」(社長室 広報グループ)と話します。クマから「のるるん」にバトンタッチした形です。
なお、ドアステッカーの交換は東急電鉄に所属する全車両(動態保存車の8500系8637編成は除く)が対象とのこと。2026年3月1日から交換作業が始まり、5月19日に完了したそうです。