斉藤俊秀コーチが語った“森保ジャパン8年間の財産”「これまでの経験がすでに次の戦いの準備になっている」

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 日本代表の斉藤俊秀コーチが取材に応じ、守備面での手応えや今大会に向けた想いを語った。

 2019年の森保ジャパン発足から入閣している斉藤コーチ。現役時代はDFとして清水エスパルスなどで活躍し、現在はコーチとして主に日本代表の守備面を担当している。FIFAワールドカップ2026に向け、「前回よりも落ち着いて平常心でいられているような気がします。前回はコーチとして初めてワールドカップに臨ませていただいたので、今回はこれまでの流れを含め、いい仲間にも恵まれていい準備ができています」と現在の心境を明かした。

 今月15日に行われたメンバー発表、DFとして名を連ねたのは9名。「今、(鈴木)淳之介はチームで攻撃でインサイドハーフのような立ち位置ですし、トミー(冨安健洋)や(瀬古)歩夢も6番のポジションに入ったりしています。そういった意味では、もう今やポリバレントという言葉を発することがナンセンスなくらい、一人で何ポジションもできる時代になっていると思います」と斉藤コーチ。その中で重要なこととして「組織ではありますけど、やはり個をどれだけ生かせるのか。監督もすごく気にされている部分であり、長年の積み上げで選手を理解しているからこそ、微妙に試合でアジャストできる。そこは今大会もすごくキーになる」と説いた。

 前回大会のスペイン代表戦では、強力な相手FW対策として冨安健洋を途中投入。3月に金星を挙げたイングランド代表戦でも、鈴木淳之介をウイングバックに配置した。交代枠5をどう効果的に使って勝利に結びつけるのか、近代サッカーのテーマの一つとなっている。斉藤コーチも「これからの時代はクロージングはテーマになってくる」と語り、こう続けた。

「ウイングバックもそうですし、監督の中には他のポジションを変えることも含め、いろいろなクロージングの仕方があると思います。昨日のU-17(アジアカップ)の話でいうと、ウズベキスタンはクロージングできなかった(※U-17日本代表が同点に追いつき、PK戦で勝利)。(イングランド戦で)マグワイアが入ってきたように、今度のオランダ戦でも同じような状況になったら、そうなることは容易に想像できるので。そのあたりもしっかり準備したいと思います。結局何が言いたいのかというと、イングランド戦だったりこれまでの経験が、すでに次の戦いの準備になっているということです。それこそが8年間の経験値、財産だと思います」

取材・文=三島大輔(サッカーキング編集部)

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