中ロ首脳、「公正な国際秩序」構築で連携=協力強化で合意

日本の貿易量の99.6%は船舶輸送

 【北京時事】中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領は20日、北京の人民大会堂で会談し「公正な国際秩序」の構築に向け連携することで一致した。両首脳は、協力を強化する共同声明に署名。イラン情勢を巡っても意見交換した。
 中国外務省によると、会談で習氏は「当面の国際情勢の下、両国はさらに公正なグローバルガバナンス体制の構築を推進すべきだ」と訴えた。プーチン氏は、「中国と共に引き続き多国間協力を強化し、より公正な国際秩序(の構築)を推進する」と応じ、米欧主導の既存の体制に対抗する姿勢を示した。
 会談終了後に共同記者発表に臨んだ習氏は、中ロの協力関係は「歴史的最高水準に達した」と強調。プーチン氏は「われわれは外部に影響されない貿易システムを築いた」として、ウクライナ侵攻をきっかけとした米欧の制裁下で中国と強固な関係を築いたことをアピールした。 
〔写真説明〕20日、北京で歓迎式典に臨むロシアのプーチン大統領(左)と中国の習近平国家主席(EPA時事)