ラ・リーガ第37節が17日に行われ、バルセロナとベティスが対戦した。
宿敵レアル・マドリードとのエル・クラシコを制し、3試合を残してラ・リーガ連覇を決めたバルセロナ。優勝決定後の初戦となった前節はアラベスに完封負けを喫して連勝が「11」で止まり、勝ち点「100」到達の可能性も消滅した。本拠地『カンプ・ノウ』でのシーズン最終戦となる今節はハフィーニャやフェルミン・ロペス、ペドリらが先発出場。今シーズン限りでの退団を発表したロベルト・レヴァンドフスキはキャプテンマークを巻いてスタメンに名を連ねた。
立ち上がりから主導権を握り、ハフィーニャやジョアン・カンセロ、F・ロペスらが次々とゴールに迫っていくバルセロナ。16分には右サイドの高い位置を取ったジュール・クンデのクロスを送り、ボックス内のこぼれ球をマルク・ベルナルが回収して最後はF・ロペスがシュートを放ったが、惜しくも枠の左へ外れる。その直後にはハフィーニャがスピードに乗ったドリブルでボックス内右へ侵入するも、GKとの1対1を決め切ることができなかった。
対するベティスは23分、アントニーがバルセロナのハイラインの背後を突き、ラストパスを受けたアブデ・エザルズリがボックス内左の難しい角度からネットを揺らしたが、オフサイドの判定で得点は認められない。するとその5分後、ボックス右角付近でFKを獲得したバルセロナは、キッカーのハフィーニャがGKの逆をつく形でゴール左へ低い弾道のシュートを叩き込み、先制に成功した。
その後は互いに攻め合う展開に。45分には右サイドのスペースへ抜け出したハフィーニャがレヴァンドフスキとのワンツーから左へ展開し、走り込んだF・ロペスがシュートを放ったがGKアルバロ・バジェスに阻まれ追加点ならず。前半はバルセロナの1点リードで終了した。
1点を追いかけるベティスは後半開始からイスコとセドリック・バカンブを投入し状況の打開を図る。バルセロナが主導権を握り続ける中、57分にはエクトル・ベジェリンがイスコの長いスルーパスに抜け出して際どいシーンを作るが、得点には繋がらない。すると62分、ベジェリンの致命的なパスミスを拾ったハフィーニャが冷静にゴール右下隅に流し込み、バルセロナが貴重な追加点を奪った。
しかし、ベティスもこのままでは食い下がる。65分、アントニーとネルソン・デオッサが絡んだパス交換からベジェリンが右サイドのスペースへ抜け出し、ゴール前に走り込んだイスコがガビと接触して転倒。当初はオフサイドの判定が下されたが、オンフィールドレビューを経てベティスのPKが宣告され、イスコが冷静に沈めて1点差とした。ところが、バルセロナは失点からわずか6分後にジョアン・カンセロが絶妙なコントロールショットを沈めて再び2点差とする。
84分にはレヴェンドフスキが交代でピッチを後に。万雷の拍手に包まれつつ、涙を流しながらベンチに退いた。試合は3-1で終了し、バルセロナが今シーズンのラ・リーガにおけるホーム戦績を19戦全勝とした。次節は23日に行われ、バルセロナはアウェイでバレンシア、ベティスはホームでレバンテと対戦する。
【スコア】
バルセロナ 3-1 ベティス
【得点者】
1-0 28分 ハフィーニャ(バルセロナ)
2-0 62分 ハフィーニャ(バルセロナ)
2-1 68分 イスコ(PK/ベティス)
3-1 74分 ジョアン・カンセロ(バルセロナ)