「行雲流水」から「凡事徹底」…日本代表の森保一監督がW杯本大会に向けた心境を四字熟語で語る

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 6月に北中米で開幕する『FIFAワールドカップ2026』に臨む日本代表メンバー26名が決定。発表会見で登録選手の名前を読み上げた日本代表の森保一監督が現在の心境などを口にした。

 冒頭で日本のために戦いたいという気持ちを持ってくれたすべての選手たち、チームを支えてくれているスタッフや関係者、ファンへの感謝を述べた森保監督は「大会に向けては地味ですけど、凡事徹底をしっかりして、当たり前のことを当たり前に準備して、最善の準備から全力尽くしてチーム一丸となってタフに粘り強く最後まで戦い抜くという、これまでやってきたことを一戦一戦、実践したいと思います」とコメント。自身にとって2度目となるW杯に向けて、これまで何度も繰り返してきた“指針”を強調した。

 選手選考に関しては、昨日のミーティングで「いま試合をするのであればこのメンバー」ということでまとまったものの、最終的な決断は今朝で、「チームスタッフに連絡したのは11時頃」だったとのこと。選出した26名に関しては、「日本が世界で勝つためにベストな26人」との考えを示した一方で、「多くの選手を選べなかったという気持ちの方が大きい」とも述べ、「W杯の舞台に立ちたいと思っていてもその思いを叶えてあげられなかった選手たちのことを考えると、感情の部分で少しコントロールできない部分が出てくる」と、言葉を詰まらせる場面もあった。

 また、4年前のメンバー発表会見で「行雲流水」という四字熟語を用いた指揮官は、現在の心境を四字熟語で尋ねられると、「凡事徹底かなと思っています。W杯は特別な舞台ですけど、でも特別な舞台だから何をするというわけではなく、これまでやってきたプロセスの先にW杯があると思っています」と主張。「プロセスの部分、凡事徹底という言葉を選手やスタッフと何度も共有してここまで来た」と続けた森保監督は、あらためて「今できることをしっかりとやって、最善の準備をして全力を出し切ることを一戦一戦、これまで通りやっていきたいと思います」と繰り返し、W杯での“最高の景色を”見据えた。

【画像】日本代表メンバー一覧