【ワシントン時事】米商務省が5日発表した3月の貿易統計(国際収支ベース、季節調整済み)によると、モノとサービスを合わせた貿易収支の赤字額は、前月比4.4%増の603億700万ドル(約9兆5000億円)だった。赤字幅の拡大は2カ月連続。
輸入は2.3%増の3811億6500万ドル(約60兆円)。輸出は2.0%増の3208億5900万ドル(約50兆円)で過去最高だった。相互関税などが2月に停止され、全世界への一律10%関税が発動されたため輸入が増えた。一方、ホルムズ海峡の事実上の封鎖に伴い、原油・石油製品の輸出が約4年ぶりの高水準を記録した。
国・地域別の物品取引で、日本からの輸入は2割増。輸出は3割増で過去最高だった。赤字額では、台湾、ベトナム、メキシコが上位を占めた。このうち対ベトナムの赤字額は過去最高。対中国では赤字幅が縮小した。