【ハライチ インタビュー】コンビ結成20年を振り返る 互いに驚いたプライベート事情とは

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【モデルプレス=2026/04/24】お笑いコンビ・ハライチ(岩井勇気・澤部佑)が、モデルプレスのインタビューに応じた。結成から20年、記憶がないほどがむしゃらだったという若手時代を振り返ったり、60歳の未来像を描いて笑い合ったり、“これまで”と“これから”をたっぷりと語ってもらった。【後編】 【写真】ラジオブースで取材に応じるハライチ ◆記憶がない怒涛の10年 ― コンビ結成20周年。20年は長かったですか?短かったですか? 澤部:短かったですね。忙しくさせてもらっていたからというのもあると思いますけど、早かったですね。 岩井:俺も短かったですかね。養成所なんてちょっと前って感じがします。 ― まずは、ラジオが始まるまでの前半10年から振り返っていきたいと思います。養成所を経て世に出てM-1、『ピカルの定理』(フジテレビ系)などがあった10年です。 澤部:前半10年の方が忙しかったかなと思います。単純により“昔”だからというのはありますけど、ほぼ記憶がないです。ドタバタやっていたらあっと言う間にっていう感じでしたね。若いうちから出させてもらったので周りはお兄さんばかり。モンスターたちに揉まれながら、がむしゃらにやってるだけみたいな記憶の無さですかね。 ― 岩井さんはいかがですか? 岩井:そんなに楽しさはなかったかもしれないですね。「向いてない仕事してるな」っていう感じでした。圧倒的に1番下なんですけど“若手に求められる感じ”があまり向いてなかったですね。 ― 相方のそんな状況はどう見えていたんですか? 澤部:具体的に話すわけじゃないですけど、楽しくなさそうだなとは思っていました。食レポとか2人とも苦手なんですけど、楽しそうじゃないなとか。でもその一方で、衝撃映像を見る番組とかはすごいはしゃいでたり(笑)。そういうのは意外と好きなんですよね。 岩井:若手の頃、ロケにめっちゃ行っていたので全然楽しくなかったですね。長いし。 ― ということは、今は楽しいお仕事の方が多い? 岩井:『ぽかぽか』(フジテレビ系)もありますし、スタジオなので楽しいですね。 ◆ハライチの恩人 ― 傍から見てハライチさんはデビューしてすぐブレイク、下積みがあまりない印象です。前半10年の中で苦しかった時期、もがいた時期などはあるのでしょうか? 澤部:最初の数年はありました。事務所ライブに出てもなかなか結果が出ない、みたいなことはあるんですけどね……他の芸人さんのいう苦節みたいなのに比べると大した苦労じゃない(笑)。 岩井:そうなんですよね、挑発してるようになっちゃうんですよね(笑)。 ― (笑)。では、恩人を挙げるとしたら? 岩井:俺はノリさん(木梨憲武)かもしれないです。『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)に出させてもらっていた頃、3回ぐらい頭を刈られてますし、ロケにも引っ張り回されて時計も買いましたし(笑)。もうこっちが小細工してもしょうがないみたいな状態だったんですよね。その時に、初めて何にも考えずにがむしゃらにやるみたいなことをやったかもしれないです。「M-1」直後に電話をくれたりしたのもありがたかったです。 澤部:若手の頃、あんまり結果が出なかった時も「お前は大丈夫だから」「お前は面白いやつだから」とずっと言ってくれたマネージャーさんがいてすごくありがたかったですね。芸人の先輩となると、さまぁ〜ずさん。三村(マサカズ)さんが好きでツッコミを意識してやってきて、さまぁ〜ずさんが要所で言葉をかけてくれました。最初の頃は「すぐダメになるから、次売れなくなってからのこと考えとけよ」とか、MCをやり出した時には「あんまり抜いてやるなよ」、「タイトルコールとか抜くようなMCになるなよ」とか。自分は三村さんを目指していたので、三村さんが「昔のさまぁ〜ずのネタを見てたら、ツッコミがお前みたいになってたわ」と言ってくれたのも覚えています。要所で背筋をピンとさせてくれたり、嬉しくなるような言葉をかけてくれたりというのはありますかね。 ― お2人それぞれに温かく見守ってくれている先輩がいらっしゃるんですね。 澤部:俺らの世代ぐらいから厳しい先輩がいなくなってきて優しいおじさんばかりになったので、温かく見守ってくれていた感じですね。 ◆ハライチ、お互いに驚いたプライベートの顔 ― 澤部さんがご結婚されたのも前半10年の出来事です。幼稚園からの付き合いで相方でもある岩井さんは当時どう思っていたんですか? 岩井:ちょっとはしゃいじゃったんだろうなと。デキ婚だったので。 澤部:本当にそう思ったなら仕方ないです。 岩井:本当に思いました!こいつやばいなって。 ― お仕事のお話も、プライベートのお話も、あまりお2人で話す機会はない? 澤部:プライベートは全く知らないですね。ラジオで1発目に知ることが多いです。 岩井:プライベートのことはラジオとかメディアで聞く方がいいかなと思うんですよね。 ― トークの中で知って驚いたことはありますか? 澤部:最近なんですけど、(岩井が)NACK5にメールを送って採用されてた話。今までラジオをあんまり聞いてこなかったって言ってたのに、ネタメールを送っていたのは衝撃でした。(岩井が)あんまり聞いていない方、(澤部が)ラジオを聞いていた方で、田中麗奈さんのラジオにハガキを送っていたとか言ってたし。 ― それは隠していたんですか?それともNACK5で番組が始まるから思い出したんですか? 岩井:欠かさずラジオを聞いて毎回メールを送ってやっと採用されたとかじゃなくて、1回聞いて1回送って採用されたんです。なので、そういうエピソードじゃないというか、大事にするほどの出来事じゃない。ちょっと送ってみようかと携帯で入力して、1通送ったら採用されたという話なだけ。 澤部:“ラジオ”のエピソードとして捉えてなくて、“その日の出来事”みたいな?でも、こっちからすると「お前、1/1で採用かよ」って感じるけどね。 岩井:何回も送ってて採用されたら嬉しいじゃないですか。そうしたら「もっと送ってみよう」ってハマると思うんですけど、1回送って採用されたので「こんなもんか」と。 ― 反対に岩井さんが驚いたことは? 岩井:澤部が1人暮らしをしてた時に、家の家具を変なおばさんにコーディネートしてもらっていたこと。 澤部:変なおばさんじゃないから!インテリアコーディネーターだから。 岩井:そんな人に家の家具をコーディネートしてもらっていたのが怖すぎて。マインドコントロールされているのかもしれないと思いましたね。 ― 忙しすぎて任せていた? 澤部:いや、暇がないわけでもなかったですけど、やっぱり先生の言葉を…。 岩井:俺は1人暮らしを始めたからこそ自分の好きなように揃えたいっていう感覚だったので、これはめちゃくちゃビビりました。 ◆60歳のハライチはどうなる? ― 結成当初、20年後の今の姿は想像していましたか? 澤部:ほぼ想像した通りでした。『ぽかぽか』や、MCをやり始めるとかは(想像を)超えてきちゃっていますけど、その他は想像通りかな。 ― 岩井さんは? 岩井:想像してなかったですね。なんのビジョンもなく刹那主義、今を生きてるんで。 ― ではここから20年後、60歳の頃のイメージも? 岩井:ないですね。今を生きたいし、今に集中してるから。 澤部:いや、さっき「あっという間」って言ってるから。 岩井:(笑)。 澤部:20年後は想像できないですね。みなさん、途中で何か見つけていくんでしょうね。 岩井:5〜6席ぐらいのたまに行けるバーのオーナーになりたい。そこで稼ぐとかじゃなくて、バーを持ってる人になりたい。 澤部:自分は、35年ローンがあってそれが60歳以上にもなるので、早めに前倒して払い終わっていればいいなぐらいです。 岩井:澤部には古着屋をやってもらいたい。 澤部:一緒にやってるとこもあるよね。昼間は古着屋、夜はバーみたいな。 ― 2人でやるんですか? 澤部:そこでトークライブやるみたいな……(笑)。ダサすぎるし、恥ずかしすぎる(笑)。 岩井:あとインスタント麺のプロデュース。「いわきん」。 澤部:「きん」を入れる必要ないでしょ。 岩井:あと麦茶。 澤部:それはこっち。「SAWACHA」。 澤部&岩井:(笑)。 ― 20年後となると、とんねるずさん・さまぁ〜ずさんの年齢に近いですよね。 澤部:ああなるのが理想ですね、楽しそうじゃないですか。楽しくはやってたいし、漫才をやってたいですとか言ってましたけど、それもわからないですね。 岩井:「漫才をやってたいですよ」って…やれよって感じだよね。漫才は勝手にやれるというか、出来なくなることなんてないから(笑)。 澤部:(劇場がある)吉本以外だとどうするんだろうね。60歳とかになって、自分で箱を借りて空間リバティとかでやってるの想像できない。 岩井:寄席みたいなのがないですからね。 澤部:爆笑問題さんみたいになってたら素敵ですけど、そうなってなかったら…。 岩井:柄本明さんが下北沢にある劇団のアトリエで朗読劇をやってるの、70席ぐらいなのかな。そういう感じかもね。 澤部:なるほどね。 岩井:だから古着とバーの店がいるのかも(笑)。 澤部:(笑)。でも、自分たちが好きな時にできる場所はあったほうがいいと思いますね。60歳になって自分で借りるのもおかしいし、マネージャーに頼むのもおかしいじゃないですか。 岩井:確かにね。70席で3000円だったら1公演で20万ぐらい? 澤部:ドリンクとフードも出して、Tシャツも販売して。 ― 急に未来が見えてきましたね。 澤部:こうやって話してると固まってきますね。 ― ありがとうございました。 ◆「ハライチのターン!10周年記念 Zeppツアー!」 TBSラジオ「ハライチのターン!」(毎週木曜深夜0時〜)の10周年、コンビ結成20周年を記念してZeppツアーを開催。チケット等の詳細は公式サイトで順次発表予定。 2026年10⽉3⽇(⼟):Zepp Fukuoka 2026年12⽉13⽇(⽇):Zepp Namba 2027年3⽉5⽇(⾦)、6⽇(⼟):Zepp DiverCity 2027年6⽉12⽇(⼟):Zepp Nagoya 2027年9⽉18⽇(⼟):Zepp Sapporo (modelpress編集部) 【Not Sponsored 記事】