終盤を迎えている2025-26シーズンのプレミアリーグ優勝争いの行方に注目が集まっている。19日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
プレミアリーグ第33節が19日に行われ、2位マンチェスター・シティと首位アーセナルが対戦。16分にラヤン・シェルキのゴールでマンチェスター・シティが先制すると、18分にカイ・ハヴァーツが同点弾を決めたものの、65分にアーリング・ハーランドのゴールで勝ち越したマンチェスター・シティが2-1で勝利を収めた。
この結果、2位マンチェスター・シティは勝ち点を「67」に積み上げ、「70」で首位に立つアーセナルとの勝ち点差を「3」に縮めることに成功。今シーズンは残り5試合となっているが、マンチェスター・シティは1試合未消化分を残しているため、お互いに全勝すれば、勝ち点は並ぶことになった。
なお、得失点差はアーセナルが「+37」、マンチェスター・シティが「+36」となっており、得失点差が同じになった場合に影響する総得点はアーセナルが「63」、マンチェスター・シティが「65」といずれも拮抗しており、最後まで優勝争いの行方に注目が集まることとなった。
このような状況を受け、大一番をマンチェスター・シティが制した試合後、プレミアリーグで8回の優勝経験を持っている元イングランド代表DFガリー・ネヴィル氏は「両チームが全勝するとは思えない。アーセナルが優勝するには、マンチェスター・シティがどこかで勝ち点を落とさなければならない」と語りながら、マンチェスター・シティが有利な状況になったことを強調した。
「それがどこなのかはわからない。彼ら(マンチェスター・シティ)は今、圧倒的なアドバンテージを持っている。来週土曜日の夜(ホームでのニューカッスル戦)はアーセナルにとって非常に危険な試合になるだろう」
「アーセナルがスタートでつまずけば、スタジアムの緊張感は最高潮に達する。アーセナルはこの試合で何としても勝利を掴まなければならない。来週土曜日もあの緊張感は残るだろうし、アーセナルはそれを乗り越える必要がある。だが、今シーズン初めて(プレミアリーグのリボンは)青になるだろうと言える」
また、プレミアリーグで3度優勝を経験し、元アーセナル主将の元フランス代表MFパトリック・ヴィエラ氏も「今日のアーセナルは良いパフォーマンスを見せたが、良いチームと偉大なチームの違いは、勝利に慣れていないチームと常にこのレベルで戦っているチームの違いだ」とコメントしながら、古巣の精神力に疑問を持っていることを明かした。
「今日のピッチ上ではその違いがはっきりと見て取れた。トッププレーヤーたちが違いを生み出したのだ。勢いはマンチェスター・シティにある。アーセナルがどう立ち直るか注目したい。彼らにとっては大きな失望だろう。これからさらにプレッシャーを感じるはずだけどね」
「私は常にチームの精神力に疑問を抱いてきたが、今日の試合結果を受けて、さらに疑問が深まった。マンチェスター・シティが勝つと信じているよ」
一方、プレミアリーグで7回の優勝を経験している元アイルランド代表MFロイ・キーン氏は「勢いは完全にマンチェスター・シティにある」ことを認めつつ、現時点で首位に立っているアーセナルの優勝を引き続き予想していると言及した。
「彼ら(マンチェスター・シティ)はここ8年、9年、10年、プレッシャーへの対応において最高のチームだ。今日もそれが証明された。ペップ(ジョゼップ・グアルディオラ監督)は試合前にプレッシャーについて言及していた。もし勝てなければリーグ優勝は絶望的だったからね」
「マンチェスター・シティの選手たちはプレッシャーに強く、後半はそれを証明した。少し運にも恵まれたが、彼らはまさに絶好のタイミングでピークを迎えている。私は引き続きアーセナルの優勝を支持する。ただ、試合前ほど確信は持てないけどね」
【ハイライト動画】マンチェスター・シティがアーセナルとの直接対決制す!