「1路線まるまる“ETCしか使えない”」阪神高速にも誕生へ 向こう3年で累計100か所 さらに拡大「ETC専用化」

半導体開発「モア・ムーア」とは

阪神高速道路が「ETC専用料金所」をさらに拡大します。

2026年度はさらに23か所 一路線まるまる「ETCだけ」も

 阪神高速道路は2026年4月14日、今年度も「ETC専用料金所」の拡大を進めていくことを発表しました。

 同社は現在までに51か所の料金所をETC専用としました。今年度は6月以降、23の料金所を順次、新たにETC専用運用にするとしています。

 その後は、2028年度までの3か年で累計100か所へ拡大し、2030年度末までに本線料金所などの一部を除く料金所のETC専用化を目指すといいます。

 すでに4号・5号湾岸線などは多くの料金所がETC専用となっていますが、これもさらに拡大します。2026年10月から12月にかけては、5号湾岸線の神戸側の終端となっている「六甲アイランド北」もETC専用化。これにともない、非ETC車は3号神戸線「京橋」「摩耶」から六甲アイランド北入り口への“乗り継ぎ”ができなくなるそうです。

 また同時期には、3号神戸線と7号北神戸線をつなぐ31号神戸山手線の「神戸長田」「白川南」もETC専用に。阪神高速道路によると、これにより神戸山手線は全ての料金所がETC専用となるため、現金車などは乗り降りができなくなります。ちなみに、一路線すべての料金所がETC専用となったケースは、2026年4月に完了したNEXCO中日本管内の東海環状道が挙げられます。

 ただ現時点では、湾岸線など多くの料金所がETC専用となっている路線があるのに対し、並行する3号神戸線などはETC専用箇所が比較的少ない状態です。これらはどうなるのでしょうか。

 阪神高速道路は「通行台数が比較的少ない箇所や、ETC利用率が高く非ETC利用率が少数である箇所、一般街路から見て視認性の高い環境にある箇所などを考慮して、優先順位を決定してる」と話します。特段、ETC専用化を見送っているわけではないといい、2030年度にかけてさらに拡大していくと見られます。