全身ガチガチの装甲仕様! 陸自の最新「戦う重機」初公開 “2本腕の油圧ショベル”も同時に登場

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2026年4月4日、茨城県の陸上自衛隊勝田駐屯地が一般開放され、最新鋭の装甲ブルドーザー「23式ドーザ」が公開されました。

75式ドーザ&施設作業車の後継として生まれた最新装備

 茨城県にある陸上自衛隊勝田駐屯地で2026年4月4日、春の駐屯地一般開放が行われ、所在する施設学校に配備されたばかりの「23式ドーザ」が初めて一般公開されました。

 23式ドーザは、陸上自衛隊が運用する75式ドーザおよび施設作業車の後継として開発された装甲ドーザです。これまで運用されてきた75式ドーザは、配備開始から半世紀近くが経過し、老朽化と性能不足が課題となっていました。一方、その代替として期待された施設作業車は、高性能ながら非常に高価であったため、少数の調達に留まっていました。

 そこで、両車の役割を引き継ぐべく、防護性能と機動性能を両立させた新型の装甲ドーザとして開発されたのが本車です。

 武装などは備えていないものの、車体前部の排土板(ドーザーブレード)によって、敵が設置した障害物の排除や、迅速な陣地構築のための整地作業をこなします。最大の特徴は、車体全体が装甲で覆われている点にあります。これにより、小銃弾や砲弾の破片などの脅威がある最前線においても、乗員の安全を確保しながら活動することが可能です。

 本車は名称の通り2023年度から調達が始まっており、初年度分として5両が日立製作所に発注されました。防衛省の計画によれば、今後30両程度の調達が見込まれており、量産単価は約5.6億円、ライフサイクルコスト(維持費等を含む総予算)は約320億円と試算されています。

 23式ドーザは、今回公開された施設学校のほかに、南九州の第8師団にもすでに配備されていることが確認されています。

 また、今回の勝田駐屯地の一般開放では、ほかの駐屯地ではなかなか見られない、アームを2本備えた「双腕作業機」や、ウクライナに供与されたのと同じモデルの「資材運搬車」、「1/2tトラック」、さらには「3 1/2tトラック」や「」偵察オートバイ」なども展示され、体育館では音楽演奏なども実施されていました。