南海トラフ地震を想定した大規模実働訓練「南海レスキュー」において、新型輸送艦「にほんばれ」への車両搭載訓練が行われました。
新型輸送艦の車両搭載訓練を捉えた画像が公開
陸上自衛隊第3師団は2026年1月29日、南海トラフ地震を想定した大規模実働訓練「南海レスキュー」において、新型輸送艦「にほんばれ」への車両搭載訓練を行ったことを明らかにし、公式Xでその様子を公開しました。
「にほんばれ」は従来「小型級船舶」と呼ばれていた自衛艦の1番艦で、全長は約80m、基準排水量約2400トン。輸送性能は数百トンで、車両十数両または20フィートコンテナ十数本程度の積載が可能です。
海岸や砂浜などに離着岸し、船首のランプから車両や補給品などの搭載と、陸揚げを直接行うビーチング能力を持ちます。2025年に新編された、陸海空3自衛隊共同の新部隊「自衛隊海上輸送群」に配備されました。
「にほんばれ」は今回、和歌山県下津港で大型車両などの搭載訓練を実施したとのこと。公開された写真は、艦首のランプを開いて車両を搭載する様子を捉えています。
陸上自衛隊第3師団はこのほか、南海レスキュー訓練において、南紀白浜空港旧滑走路にSCU(広域搬送拠点)を開設し、災害派遣医療チームと共同で人命救助訓練を行ったとしています。