食卓にあるだけでホッとする「煮物」。難しそうと思うかもしれませんが、ポイントさえ押さえれば実は失敗知らずのメニューです。

今回は、冷蔵庫の定番食材で作れるコスパ副菜から、ハレの日にも出せる絶品レシピまで厳選しました。
【コスパ抜群】お手軽食材で! ちくわとコンニャクの煮物
物価高のなかでも価格が安定している「ちくわ」と「コンニャク」は、まさに家計の強い味方。ちくわから出る旨みがコンニャクにしみ込み、シンプルながら満足感のある副菜に仕上がります。コンニャクを手でちぎることで、表面積が増えて短時間でも味がしっかり馴染むのがおいしさの秘訣。冷めても味が落ちないので、お弁当の隙間埋めにも重宝しますよ。
【材料】(4人分)
ちくわ 5本
板コンニャク 1枚
赤唐辛子(刻み) 1本分
だし汁 200ml
酒 大さじ 3
みりん 大さじ 2
しょうゆ 大さじ 2
ゴマ油 小さじ 2
かつお節 5g
【下準備】
1、ちくわは乱切りにする。

2、板コンニャクはひとくち大にちぎって、たっぷりの水とともに鍋に入れる。強火にかけて煮たったら1分ゆで、ザルに上げて流水で洗い水気をきる。
【作り方】
1、鍋に板コンニャクを入れて水分を飛ばしながら炒め、ゴマ油、ちくわ、赤唐辛子を加えて、板コンニャクにゴマ油が回るまで炒める。

2、だし汁、酒を加えてひと煮たちしたら<調味料>の材料を加え、ふきこぼれない程度の火加減で、煮汁が半量くらいになるまで煮て火を止める。かつお節を加えて混ぜ、器に盛る。

■あともう1品に困らない! 覚えておきたい煮物レシピ7選
基本の筑前煮 ほっこり和食の定番

根菜たっぷりの筑前煮は、和食の基本としてマスターしておきたい一品。鶏肉を炒めてから一度取り出すひと手間を加えることで、肉が硬くならず、野菜には鶏の旨みがしっかり移ります。下処理が大変な里芋やレンコンは、市販の冷凍野菜を活用すればグッと身近なメニューになりますよ。
定番副菜! 切り干し大根の煮物

噛むごとにジュワッと旨みが広がる切り干し大根は、作り置きしておきたい常備菜の代表格。戻し汁には大根の甘みと栄養が溶け出しているので、捨てずに煮汁として再利用するのがおすすめです。油揚げの代わりにさつま揚げを入れると、よりコク深い味わいに。シイタケやシメジなど、冷蔵庫にあるキノコ類を加えても絶品です。
大根料理の定番 ゴマ油香る しみしみ大根の煮物

だしが中までしみ込んだ厚切り大根は、寒い季節のごちそう。煮汁にゴマ油を加えることで、肉なしでもボリューム感が出て、香り高い一皿に仕上がります。あえて下茹でせず、ゆっくりコトコト煮るだけで完成する手軽さも魅力。忙しい夕方の片手間に作れるレシピです。
失敗しない! 根菜の煮物

おせちやハレの日にも活躍する「お煮しめ」は、油を使わず仕上げるため、ヘルシーで体にやさしいのが特徴です。具材の持ち味を活かすため、火の通りにくい野菜から順番に煮るのが失敗しないポイント。干しシイタケの戻し汁を加えると、より深みのある本格的な味わいになります。
豚バラ肉と里芋の煮物

豚バラのコクと里芋のねっとり感がたまらない、食べ応え満点の主菜級煮物です。野菜を一度油で炒めてから煮ることで、コクがアップし、煮崩れも防げます。調味料は家にある基本のものばかりなので、買い物に行けなかった日のレスキューレシピとしても優秀です。
シンプルに! やわらかイカの煮物

「イカの煮物は硬くなってしまう」というお悩みを解決する、驚きの時短レシピ。沸騰しただしでイカをサッと煮たら、一度取り出すのが最大のコツです。煮汁を少し煮詰めてから戻せば、イカはふっくらプリプリのまま。わずか15分で、料亭のような洗練された一品が完成します。
コンニャクと里芋の煮物 みんな大好き!

里芋、ニンジン、コンニャクと、異なる食感の組み合わせが楽しい一皿です。里芋はサッと下茹ですることで、特有のぬめりが取れて味がしみ込みやすくなります。仕上げのゴマ油が香ばしく、夕食のおかずにはもちろん、日本酒好きな方の晩酌にもぴったりです。
■煮物で「わが家の定番」を増やしてみませんか?
煮物は一度覚えるとアレンジが自在で、お弁当や作り置きにも大活躍してくれる心強い味方です。
ホクホクの根菜や、旨みたっぷりの練り物など、その時期の旬を楽しみながら煮汁の黄金比を見つけてみてください。丁寧に作った煮物が食卓にあるだけで、家族との時間がもっと温かくなりますよ。