ヘルシーな「蒸し鶏」はそのまま食べるほか、サラダや和え物などほかの料理にもアレンジできて万能です。
油を使わず、疲れた胃にも負担をかけにくいため、毎日のごはんはもちろん、「今日は軽めにしたいな」「食生活を整えたいな」というときにもぴったりです。
そこで今回は、料理の幅が広がる「蒸し鶏」の絶品レシピをお届け。
蒸し器がなくても、レンジや炊飯器で簡単調理OK。手軽さとおいしさを両立でき、毎日の献立に無理なく取り入れられますよ。ぜひ参考にしてください。
■レンジで簡単「さっぱりレモン蒸し鶏」の作り方
ボウルに材料を混ぜたら、レンジで10分ほど加熱するだけ! 鶏むね肉は繊維を断ち切るように細切りにすると、柔らかく仕上がって食べやすさもUPします。レモンの酸味と大葉の香りでさっぱりといただけるので、おつまみにもぴったりです。
【材料】(4人分)
鶏むね肉 2枚
レモン(国産) 1/2個
大葉 10枚
スプラウト 1パック
酒 大さじ 3
塩 小さじ 1.5
粗びき黒コショウ 少々
ゴマ油 小さじ 1.5
片栗粉 小さじ 3
【下準備】
1、鶏むね肉は厚さ5mm位になるように切り込みを入れて開き、さらに細切りにする。
2、レモンは皮をむき、皮の白いワタの部分を取り除き、せん切りにする。残った果肉は搾る。

3、大葉は軸を切り落とし、横に細切りにする。
4、スプラウトは根元を切り落とす。
【作り方】
1、ボウルに鶏むね肉、レモンの皮、大葉、<調味料>の材料を入れ、よく混ぜる。

2、耐熱容器に(1)を平らに並べ、ふんわりラップをかけて電子レンジで8~10分加熱する。電子レンジは600Wを使用しています。

3、器に盛り、スプラウトを散らす。お好みでレモン汁をかける。
■手間なく作れる「蒸し鶏」の絶品レシピ7選
蒸し鶏を上手に活用して、毎日のごはん作りをもっとラクにしましょう。
炊飯器でOK! 蒸し鶏と炊き込みご飯

お米の上に野菜と下味をつけた鶏肉をドーンとのせて、炊飯器のスイッチON。しっとり蒸し鶏と炊き込みご飯が同時に出来上がりますよ。甘酸っぱいネギダレをかけて召し上がれ。ワンプレートでごちそう感があり、忙しい日の最強メニューです。
レンジ蒸し鶏とネギ和え

鶏もも肉のジューシーな旨味と白ネギの甘さが相性抜群! レンジで酒蒸しにすることで鶏肉の臭みを軽減でき、ふんわり食感に仕上がります。甘酸っぱいタレがよくなじんで、ご飯にもビールにも合う一品です。
ピリ辛ゴマダレがけレンジ蒸し鶏

ピリ辛ゴマダレをたっぷりかけて、蒸し鶏がごちそうに変身。ネギやショウガなどの薬味が食欲をかき立ててお箸が止まりません。蒸し鶏のふっくらした口当たりとレタスのシャキシャキもいいバランスです。
レンジ蒸し鶏

レンジで作れる「鶏ハム」はそのままはもちろん、サラダやサンドイッチの具材に使えて覚えて損なし! 鶏むね肉はフォークで刺しておくと柔らかく仕上がります。ネギやショウガも一緒に加熱することで臭み消しに。自家製ワサビマヨソースも絶品です。
レンジで蒸し鶏のからしマヨ和え

蒸し鶏、ブロッコリー、カリフラワーをからしマヨで和えて、おしゃれなデリ風サラダに。淡白な蒸し鶏にコクが加わっておいしく、食べ応えもバッチリ。タンパク質がたっぷり摂れて、ダイエット中や筋トレ中の方にもおすすめです。
セロリと蒸し鶏の和え物

しっとり仕上げた蒸し鶏とセロリは相性抜群です。からし醤油でさっぱりと食べられて、セロリのシャキッとした食感が心地良いです。蒸し鶏は手で裂くことで味がしっかりしみ込み、歯ごたえ&ボリュームともに満点です。
蒸し鶏と春雨サラダ

蒸し鶏、春雨、野菜がたっぷり入って、ヘルシーに満足できる一品です。干しエビとナンプラーを使ったエスニック風で、さっぱりと飽きずに食べられます。こってりおかずの日の副菜にぴったりです。
■食べ過ぎた翌日は「蒸し鶏」でおいしくリセット!
ごちそうが続く年末年始。お正月明け、「ちょっと食べ過ぎたかも」「体を軽くしたいな」と感じたときは、シンプルでやさしい蒸し鶏料理をチョイスしてみましょう。
くせのない味わいだからこそ、レタスやキュウリなどの生野菜のほか、ブロッコリーやニンジンなどの温野菜ともよく合い、野菜もたっぷり食べられます。
ご飯を抜いたり減らしたりするのはリバウンドにもつながるため、おいしく食べてリセットできるのが理想です。自分の体調としっかり向き合って、体が喜ぶ食材や栄養を摂るよう心がけてみましょう。